事実

私が生きてきた中で、事実はどれぐらいあったのだろうか
ほとんど私が頭の中でつくりあげていたものばかりなような気がする
事実でない、存在もしないような世界に縛られて生きていた

友達がやっていたから真似したくて始めたピアノ
あの頃は純粋に楽しんでいたのだろうか…

今日久しぶりにピアノを弾いた

事実と妄想について考えていた
ピアノを弾きながら考えることはほぼ妄想

今日は事実に集中してみた

自分が鍵盤を押して出てくる音
楽譜の音符たちを鍵盤におとしてみると、素敵なメロディが
自分が押した鍵盤がこんなに素敵な音を奏でてくれるなんて

はじめて、純粋に音を楽しめたような気がする
これが音楽というのか


この世には見えるものと見えないものがある
見えないものを意識するのももちろん大事
だけど、見えるものすら見えていない私

もっと、事実に目を向けてみよう

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