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「自由であり続けるために」を読んで

最近、立て続けに本を読んだので、まずはその1冊について感想を述べる。

1ヶ月前くらいに知った、四角大輔さん。

「NOISELESS WORLD」というポッドキャストを聞き始めて、興味を持ったので、早速著書を購入して読んでみた。

感想として「自分が20代の時に読みたかった」が一番。

とはいえ、40歳を超えた今読んでも、十分ためになると、僕自身は思った。

むしろ、体調も良くなってきた今だからこそ、残りの人生を自分らしく生きるための参考になったと考えてる。

全体的には、”自分の周りをシンプルにし、やりたいことに注力する。シンプルにすることで、大事なことがより明確化する”ということかな、と本を読んで感じた。

まず、物欲王な僕は、モノを買うことを控えることから始めてみようと思う。なんせモノが多い…。コロナ禍になってかなり断捨離したけど、まだ足りないし、これからモノを買うのも控えようと思っている。

”消費”より”投資”ですよね。

(先日終わった「金の切れ目が縁の切れ目」でも同じことを言っていた)

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少し話がそれるが、この本を読んだこともあって、「365日のシンプルライス」という映画に興味が出て観てみた。

20代前半のモノにあふれた生活をしていた若者が、全ての持ち物を貸倉庫に預け、1日一つだけ持ってきて良い生活を365日過ごす、というドキュメンタリー映画。

この映画の中で一番印象的なのは、主人公の祖母が言ってた「モノは大切ではなく、ただの道具」的な言葉。確かに、モノが満たしてくれるものは何だろう?と考えた。便利な道具はあるけど、それは本当に必要?モノが増えると一時的な満たされ感はあるけど、それ以外にあるだろうか、とも思う。周りに対しての優越感?

この映画も、今後の生き方に良い影響を与えてくれそうだ。

さて、話を四角さんの本に戻す。

映画の感想で”周りへの優越”ということを述べたが、この本でも、「他人の目を捨てる」など、人と比べず自分らしく生きることを提唱している。これって本当に重要だと思う。

「みんながそうだから」とか「世間体が気になるから」とか、そういう考えはストレスが溜まる。如何に周りを気にせず、自分らしくマイペースに生きるか、というのがこれからの(も)課題だと考えている。

色んな意味で、今後の人生の参考になった、と改めて述べておく。

モノと情報があふれている世の中で、入ってくる情報や人間関係に疲れている人は一回読んでみても良いかな、と個人的には思った。



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