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【カウンセラー向け記事】子どものやる気を摘む親。


「よっしゃ~」
どうも
マインドフルネススペシャリスト&家族・不登校支援カウンセラーの
がんばるさとうです。



今回は

「心理学の三代巨匠の一人」

と呼ばれる事の多い、

「アドラー」

の考え方に触れていきます。


アドラー思想のゴリ押しではないので、

アドラーの考えが嫌いな方も見てね!



アドラーは、

子どもの問題行動の多くは

親に原因があると考える人でした。


ちょっと

賛否両論が

巻き起こりそうな思考ですが、


これは

どういう事かと言いますと、


子どもが自分で克服しよう!

とがんばっているのに、

その努力を先回りして

潰してしまう事が

子どものやる気を削ぎ、

問題行動につながると

考えていたんですね。


たとえば、

子どもが

上手に走れるようになろうと、

一生懸命に公園を走っているのに、

「転んだらケガするからやめなさい!」

と叱りつける行為が当てはまります。


このような事が続くと

子どもは物事にチャレンジする意欲が奪われ

問題行動へと走ると考えるのがアドラーでした。


実は私も

子どもの頃、

「ちょっと遠くまで走ってくる」

と言ったところ、

「そんな事しても疲れるだけなんだからやめなさい!」

と言われ、

とても寂しい気持ちになった事があります。


私の事を思っての忠告だったとは理解していますが、

それでも、

当時は

自分の価値を否定されたようで

ショックな気持ちになった事は事実でした。


で、

今回は

何が言いたいのかと申しますと

「アドラーの考えは正しい」

とアドラーをゴリ押ししたいワケではありません。


今回私がお伝えしたかったのは、

「親の視点も理解しよう」

ということです。


確かに私は

自分の経験上、

アドラーの考えは正しいと思いました。


でも、

そこで満足してはいけないとも思っております。


なぜなら、

「子どもが問題を起こすのは親であるあなたが悪い!」

と親を責めても

解決へと繋がらないと考えるためです。


親を責めて反省させようとするのではなく、

どうして

子どもに対して

「転ばぬ先の杖」

のような行動をしてしまうのか?


という部分に目を向けないと

本当の意味で解決に繋がらないと思うんですよね。


ひょっとしたら

親自身もひどく傷ついており、

子どもの姿を

自分の姿として重ねてしまっているのかもしれません。


実は

親の方こそ

カウンセリングが必要である

という可能性は十分にあり得ます。


ですので

「親の視点も理解しましょう」

と言いたかったのです。


結論!!!

「かわいい子には旅をさせよ」

という

ことわざがあるように、

子どもにはどんどん挑戦させよう!

もしも、

子どもの挑戦を摘むような事があると

「自分の価値観を否定された」

と傷つき、

問題行動に繋がる可能性がある。


カウンセラーを目指す方は

子どもの挑戦を摘みたくなる親の心理を理解しよう!

親を責めても

問題が解決するワケではないので、

視野を広くもって

話しを聞くようにしましょう。


という事になります。



今回も最後までお読み頂きましてありがとうございました。


また別の記事でお会いできるのを楽しみにしております。


それではまた!

ばーい
😉











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