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7つの習慣と聴くということ

第五の習慣 理解してから理解され

アウトプットが教育界では注目されている
アクティブラーニングとしてだ

アクティブ・ラーニング
能動的学習
生徒が受け身ではなく 自ら主体的能動的に学びに向かうような指導学習法
具体的には、グループワークやディベートなど
アウトプットが必要な学習形態

しかし
インプットなくして アウトプットは存在しない
インプットも同様に大切であることを忘れてはいけない

インプット=見る=聴く=傾聴力

コミュニケーションには 傾聴力は必須である

傾聴とは
「相手の話に耳を傾けて熱心に聞くこと」


「素直に謙虚に人の意見に耳を傾ける。確固たる信念とともに
そうした姿勢を持っていれば 事はおのずとうまくいく。」

松下電器産業(現パナソニック)の創業者
松下幸之助氏がも「聴くことが大事」と言っている


聴く」姿勢をコヴィー博士は次のように述べている

相手が話しているとき 私たちの「聞く」姿勢はたいてい次の4つのレベルのどれかである
○一番低いレベルは 相手を無視して話をまったく聞かない
○次のレベルは 聞くふりをすること
「うん、うん」とあいづちは打つが 話の中身はまったく耳に入っていない
○三番目のレベルは 選択的に聞く態度である
話の部分部分だけを耳に入れる
三~四歳くらいの子どものとりとめもなく続くおしゃべりには 大人はたいていこんなふうにして付き合う
○四番目のレベルは 注意して聞く
神経を集中して 相手が話すことに注意を払う
ほとんどの人は四番目のレベルが最高なのだが 
実はもう一段上
○五番目のレベルがある
これができる人はそういないのだが
相手の身になって聴く 共感による傾聴である

ほとんどの人は
聴き方についてのトレーニング「傾聴」を受けたことはない

学校では 聴いたフリ
前を向いて 人の目を見て 姿勢良く などと形だけを学ぶ
傾聴は学ぶことはない

私自身も 生徒指導をやっていなければ 聴くという「傾聴」トレーニングをしなかったと思う

「共感による傾聴」
まず相手を理解しようと聴くことであり
相手の身になって聴くことである

共感による傾聴には大きな価値がある
○正確なデータを得られる

相手の考え 感情 動機を自分勝手に解釈するのではなく
相手の心の中や頭の中にある現実そのものと向き合う
相手を理解しようと思って聴くのである
相手の言霊をしっかりと受け止め 集中して聴く

共感して聴くためには
耳だけではなく
目と心を使い
相手の気持ち
言葉の裏にある本当の意味
行動を聴きとること

人の話を深く聴けるようになると
自ずとパラダイムシフトがおこる
その人への捉えが大きく異なってくるだろう

相手を深く理解した後に
その理解に沿って自分の考えを伝える
相手もまた自分の話に耳を傾けてくれるようになる

相手の話を聴けば こちらの話も聴いてくれる
といったわけだ
これが本当のコミュニケーションとなり
妨げがなくなる

そして 相互理解が生まれるのだ


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