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ゲーム障害・ゲーム依存症とは?

ゲーム障害、ゲーム依存症とは何?

簡単に説明するとゲーム中心の生活です。

とにかく何する時も頭の中はゲームの事で頭いっぱい。

・外出先でもゲームをする
・食事中でもゲームをする
・トイレでもゲームをする
・用事を後回ししてゲームをする
・育児を放棄してゲームをする

例をいくつか上げましたが、これはほんの一部です。

学生の方

学生の方、は学校の勉強よりもゲーム優先で成績への悪影響を出します。またこれがきっかけで不登校になる事例も沢山あります。最近では、高校生や大学生だけではなく、小学生もゲーム依存しているケースもあるようです。

社会人の方

社会人の方は、夜通しゲームをしてしまい翌日の仕事へ悪影響を及ぼします。最悪なケースは仕事を休みがちになり失業してしまうケースもあります。

主婦の方

主婦の方は、育児を放棄して子育てに大きな影響を与えます。ゲームがきっかけで子供への暴力や虐待などへ繋がるケースもあります。暴力や虐待については別記事の方で詳しく記載しております。

このように日常生活に大きな支障を与えてしまうケースが近年とても増えており、2019年5月25日にゲームにのめり込み、日常生活に支障をきたすゲーム依存症が国際的に『ゲーム障害』と言う疾患に認められました。世界保健機関(WHO)の委員会にて。

ゲームにはまりやすい人

・寂しい
・現実逃避しやすい
・一つの物事に熱くなりやすい
・現実世界にコンプレックスがある
・ストレスに弱い
・繊細で責任感や義務感が強い
・自制心が弱い
・うつ病、ADHD患者
・上記のような性格、性質だとゲームにハマりやすいです。

依存症になりやすい人

・何かと構ってほしい
・仲良し好きな人とは常に連絡をとる
・何事もマイナス思考
・時間がある時は人と接したい
・後先を考えないで思い立ったら即行動
・噂話が気になって仕方ない
・専門家やプロではなく身近な人にすぐ頼る

依存体質の方は、自分自信に自信のない方や優柔不断であったりとマイナス思  考、人頼りな方が多いようです。

ゲーム依存症の分類

依存症には2種類あり、物質依存やプロセス依存があります。

物質依存

・アルコール
・薬物

プロセス依存

・ギャンブル
・買い物
・人間関係
・ゲーム
・万引き


ゲーム依存症の患者さんはプロセス依存ですので記載のように複数の依存を抱えている人も多いです。特にゲーム依存症とギャンブル依存症を同時に抱えている人が私の経験からすると1番多いと思います。

まとめ

ゲーム依存症はとても厄介な病気です。何故ならゲーム依存症になっていても『依存症である事を認めない』と言う言動がよく見られます。

これはゲーム依存症だけではなく依存症に関しては、全てに言える事だと思います。

また、ゲーム依存症の患者さんであっても病院などで治療を受けないケースがとても多いです。

今後もゲーム依存症患者はとても増えていくと思われます。世界保健機関(WHO)に疾患として認定されましたので、今後の対策と医療の発展に期待したいものです。

依存症患者への対応や治療方法などは別の記事で詳しく解説しております。

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