バスガイド時代の話をしよう(1)

バスガイド時代、というタイトルなのでもちろん過去の話なのですが、いつまでバスガイドをやっていたのかというと去年までバスガイドでした。
今は別の仕事をしていますが、それまで正社員はバスガイドしかしたことがなかったです。
と言ってもずっと同じ会社にいた訳ではないんですけどね。
ざっくり関西と関東でそれぞれ3年以上バスガイドをしていました。

さて、皆様はバスガイドというとどういうイメージでしょうか?
修学旅行や旅行ツアーのイメージをお持ちの方が多いですかね??
だいたい合ってます笑

他に保安要員としての仕事もあるので、案内はしないけどバスの配車場所が危険だからという理由でガイド付きの仕事があったりします。
その場合バス数台にたいしてガイド(保安要員)一人だったりするので、後ろに下がるバスを見るのにめちゃくちゃ走ったり大変です。

そもそも私がバスガイドになって理由なのですが、単純に就活時に落ちまくっていたときに某バス会社に一番最初に内定をいただいたからという理由です。
正直全然なりたかった訳ではないという。
やる気無さそう、と思う方も多い方と思うのですが、なりたくてなった訳ではないので長続きした部分があると思います。
ガイドに憧れてなった子の方が現実が厳しすぎて割とすぐ辞めちゃいましたからね。これはバス会社2社経験したのですが、どちらもそうでした。

春になると、たまーにニュース番組で新卒ガイドの研修風景を放送することもありますが、ガイドは最初の研修が厳しめです。
覚えることも多いし、左右が客席と逆になるので最初左右間違って案内して怒られたりあるあるだと思います。
(ちなみにドライバーがいるのが右と覚えると左右間違いが減ります)
ガイドに、というより案内に必須なのが『教本』という各地の観光名所の案内文が載っているテキストになるのですが、大分前に作られたものなので文章が古かったり(覚えているのが奈良の大仏の案内文でジャンボサイズの大仏の記載等)、もう既に存在しない建築物の案内文があったりして、それを読み飛ばす必要があるので見辛くて読むのも大変だったり。
ただ教本はもう作られていないらしいですし、最近は会社独自で案内用のテキスト的な資料を作ってるところも多いと思います。
あとお茶淹れとかも大変ですね……。

お茶淹れ関西ではほぼやったことなかったのに関東だと割とコロナ前はお茶淹れすること多くて本当に苦手な作業だったの思い出しました。
お茶淹れしてるときは案内しなくていいから好きという先輩も多かったけど、あの狭い車内で急須にお湯入れたり本当に大変でしたね。
ちなみに、バスにはお湯を沸かせるポットがあるので朝の準備でポットに水を入れてたりの作業があります。
そもそも関西、特に京都だと観光地から観光地の間が短めなのでお茶とか淹れてる暇はないですからあまりやった事なかったんです。
関東は都内観光以外はスタートから観光地、千葉とか山梨とか日光とか群馬とか遠いですし。

そして思いの外文章が長くなってしまった。
続きはまたそのうち書きますね。
ここまで読んでくださり有難うございました。



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