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喜怒哀楽と出し方について

うちの娘たちは、喜怒哀楽、感情が豊かです。
よろこぶ、楽しむ、はもちろん。
中高生になった今も、真っ赤になって怒るし、ぎゃんぎゃん泣きわめくこともあります。
その姿を見て、私はうれしくなります。

「いつもニコニコしているね」
子どもの頃から、よく褒められた私。
人前で「喜」と「楽」は出せても、怒りをぶつけたり、泣きじゃくったりはできません。
両親や友人、子どもに対してもです。

人間だから、もちろん悲しさや怒りの元となる感情は私の中にもあります。

でも、出せない。
ガマンじゃなく、出し方がわからない。

「こういう時は怒るべき?」
昔、友達に尋ねて呆れられたことがあります。
何ソレ?って。
怒ろうと思って怒らないでしょ。
気づけば怒るもの、泣いてるものなの、って。

最近、私の「怒」や「哀」を見たがる人がいます。
弱音を吐いたり、頼ったり、甘えて欲しい、と言っています。
私の心が軽くなるからって。
しかも、言ってくれるのがうれしいそうです。

とても戸惑っています。
なぜそんな事を願うのか…

誰かに頼りきって甘えたいじぶんもいます。

でも、どうしていいのかわからない。
言ったところで、そもそも相手にはどうしようもできない領域。
私の心の中の現象。
一時的な感情の現れだし。

そうお伝えしたら、昔の友達と同じようなリアクションがかえってきました。

みんなそんなこと考えないの、って。
私の人間音痴は治りそうにもありません。

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