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相撲から学ぶ

現在面談中です。

毎日10人ほどの方との面談をしています。

算数の良く出来るお子さんのお母さんに

「とても良く出来ますね。何が算数の出来るきっかけになったと思いますか?」と聞きました。

ん・・・と考えてから

「考えてみれば、おばあちゃんと見ていた相撲だと思います。」

おばあちゃんは、相撲が大好きで、孫の面倒を見なければならなくても、相撲の時間になるとテレビでの相撲観戦は欠かさなかったそうです。

毎日毎日おばあちゃんから、力士の名前を聞き、何勝何敗の説明を受け、組手を一緒に勉強していたそうです。2歳 3歳とずっとだそうです。

やがて、漢字が何となく読める様になってしまい、何勝何敗で数字を覚え、組手も覚えてしまいました。西や東の呼び出しで方角を覚え、5歳ごろにはその熱が冷めたそうです。

でも、字が読める様になったのも、数字に興味を持ったのも、方角を知る事が出来たのも相撲だったそうです。

おばあちゃんの好き!は孫に伝わり、多くの学びとなった様です。相撲は出身地も書かれているので、日本地図を見ながら観戦すると都道府県の位置も覚えられるそうです。

おばあちゃんは本当に相撲が好きで、その時間は孫の面倒どころではなかった様ですが、沢山の解説をすることで、孫への学びを起こしました。

人の好きは沢山の学びを起こします。そして相手が2歳でありながら必死に説明した事で、その熱意は伝わってしまいました。

学びの大切なヒントだと思います。

面談では色々な学びがあって楽しいヒントを沢山頂けます。

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