成功した経営者が皆さんおっしゃっているのが、パッション（＝情熱）の大切さです。

稲森和夫氏の本によく登場するのが、

人生・仕事の結果＝考え方×熱意×能力

ですよね。

起業したての頃は、どう自分の道を築いていいのかわからないので、既存の類似事業や同業他社のやり方を参考にしながらビジネス構築をすることが多いと思います。

しかし、何年かするとなんか違うというのに気づく方が多いものです。その業界に慣れてくると、他の人が構築したビジネスモデルをただ参考にするだけでは、競合の中に埋もれてしまっている感じがします。そして、「もっとこんな風にしたいな！」という思いがふつふつを沸き上がってきます。しかし、それはまだ他の人がやったことがないので、うまくいくのかな？と少し不安になります。だからと言って今のままでは、もうあまりやる気が起こらないもどかしさがあります。

そこで、コンサルとしましては、

「本当に情熱を傾けるものは何か？」

をお尋ねします。

そうしますと、「本当はこういうことやりたいんです。」と返ってきます。

そして、必ず「でも、これはお金がかかるし、他社もやっていないのでうまくいくのか不安です。」と付け加えられます。

しかし、心の内では、こちらに進むことが最善だという結論が出ているからこそ、そのようなイメージが浮かんできていますので、そちらに軸足を置くことをお勧めしています。

パッション（＝情熱）の力は偉大ですので、自分の心に従うことが成功につながるのです。