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プロダクトマネージャー(新製品開発)→リサーチャー→経営コンサルタントとして経験を積み、得た知見を社会に還元していきます。皆様が豊かで幸せになりますように! 経営コンサルタント(中小企業診断士)専門は新製品開発、マーケティング戦略、事業戦略、人事戦略(リーダーの在り方について)

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    どのように戦略を立案するのかについてまとめています。

  • 勝手にコンサルティングⅡ

    大好きな商品やとてもいいなと思う事業に対し、さらに売上アップにつながるようにという思いで勝手にコンサルティングしました。関係者の方が見てくださったら、ご参考になれば幸いです。

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    大好きな商品やとてもいいなと思う事業に対し、さらに売上アップにつながるようにという思いで勝手にコンサルティングしました。関係者の方が見てくださったら、ご参考になれば幸いです。

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お寺のマーケティング(?)が凄い!【コラム】

こんなニュースを見ました。 ------------------------------------------------------------------------------------ アジサイと初夏コスモスが見ごろを迎えた「般若寺」(奈良県奈良市)で、ガラスボールに彩り鮮やかなアジサイを入れた花手水(はなてみず)がSNSで注目を集め、参拝者が急増している。 --------------------------------------------------

    • KANEBO「I HOPE 希望の口紅」CMから(コラム)

      衝撃的なCMを見ました。 KANEBO 「I HOPE. 希望の口紅」 CM (youtube.com) 野性味あふれる女性たちが、口紅を豪快に付けるというCMです。「唇よ、熱く君を語れ~」の音楽ととても合っていると思いました。女性たちのかっこいい生き方を表現していると思います。コロナ時代が終わって新しい時代の幕開けのような感じを受けました。これから芯の強い女性たちが活躍していく時代になっていくのでしょう。 これだけの独創的な洗練されたCMはとてもいいです。力が入っていま

      • ファーストリテーリングの1Q決算発表より【コラム】

        本日の日本経済新聞にファーストリテーリングの記事がでていました。 「11日発表した2023年9〜11月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比27%増の1078億円だった。行動制限の緩和で主力の中国事業が回復。同期間としては過去最高益を更新した。」(24年1月11日 日本経済新聞WEB版から引用 ファーストリテイリング純利益、中国回復で最高に 23年9〜11月 - 日本経済新聞 (nikkei.com)) 素晴らしいです! さまざまな方がファーストリテーリングに

        • 自分イノベーション【コラム】

           今年は大学で講義もすることになり、履歴書を提出する必要があったので久々に自分キャリアの棚卸しをしました。  実務家として実績も書く必要があり、今までのコンサル実績をまとめました。もちろん、キャリアのはじめはサラリーマンからでしたのでそこでの実績も整理しました。  こうやって眺めてみますと企画畑をずっと歩んできたのですが、サラリーマンの時よりも独立して活動している時にたくさんの面白い仕事をしていました。(当然ですが。)毎日目の前の仕事に取り組んでいて気がつかなかったのですが、

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          「サマンサタバサ」と「4℃」について【コラム】

          最近よく目にするのが、この2つのブランドが元気がなくなってしまったという記事です。どちらも一世を風靡した日本ブランドだけに残念な気持ちでいっぱいです。 いろいろな要因分析がなされていますが、私の見立ては、「強さ」がないコトだと思います。 ブランドとは唯一無二のストーリーを持つそのブランドらしさを追求していった結果として、お客様の心の中に形成されるモノだと思っています。五感に感じ取れるもの以外に、ストーリーや迫力、ゆるぎない世界観、そのような目に見えないものを感じ取ってブラ

          「サマンサタバサ」と「4℃」について【コラム】

          新製品開発・新ブランド開発・新規事業とはどんな感じか?

           この3つの開発を常日頃お手伝いしております。よくクライアントさんからこれらはどんな風にするのか?と聞かれます。企画書にきれいにまとめ、無理矢理市場をどうにかすると思っておられるクライアントさんが多く、それとは真逆の作業をするからです。  どんな感じかと言いますと、それらは最初から存在しているのに、まだ顕在化していないものを顕在化する感じです。   無理矢理こう使って欲しい、こう認識して欲しいというのではなく、自然と湧き上がるイメージを形にしていく感じです。ですから、リ

          新製品開発・新ブランド開発・新規事業とはどんな感じか?

          ブランドスローガン、世界観を真似られること【コラム】

           最近よく目にする某企業のCMは、まさに今手がけている新規事業のブランドスローガンや世界観です。初めてCMを見たときに目を疑いました。そしてすぐにその企業のサイトに行ってみるとブランドサイトとして、こちら側のLPとニアリーなTOP画面がありました。こちらは1年半以上も先にUPしているのですが、今頃真似されてもな~という思いと、パクられるというのは時代をリードした証なので、進んでいる方向性が正しかったんだとお墨付きをもらったような感覚になりました。  私自身がプロマネとして開発

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          デザイン会社さんとの付き合い方【コラム】

           どうも今手がけている新規事業はデザイン会社さんに恵まれません。先日のオリエンがとんでもなく話がかみ合わなかったのですが、クライアントさんが話をまとめてくださって、なんとかワイヤーフレームが上がってきました。しかし、こちら側が意図したモノとは全く違って相変わらず自分たちの主張を表現したモノでした。  一流のデザイナーさんたちにお願いすることが多いのですが、一流はこちらの意図をくみ取ってくださって、「それならこういう表現はいかがでしょうか?」とこちらが想像するよりももっと的確

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          3種類のコンセプト【コラム】

          新規事業を立ち上げるとき、3つのコンセプトを立てていきます。 まずは、ブランドコンセプトです。ビジョン型コンセプトでこの事業がどのような意図で存在するのか、人々の未来を創造して策定していきます。 2つめが事業コンセプトです。これは、ブランドコンセプトを実現するためにどのように事業を組み立てていくのかを示します。ブランドコンセプトをより具体的にしたものです。ベネフィットも事業領域を示すように立てていきます。間口・奥行きを考えて、ターゲットの広さや製品・サービスの幅を考えます。

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          優秀なデザイン会社探し【コラム】

          今お手伝いしている新規事業は、何故か良いデザイン会社に巡り会っていないのです。デザイン会社さんは得意分野やテイストが違うので、それぞれの案件に応じて対応してくださるところをネットワークを通じて見つけているのですが、どうも本案件に限っては良いデザイン会社さんに出会えていません。今、3軒目のデザイン会社さんに変更したところですが、ダメなのです。 戦略を立てたりコンセプトを立てたりして、それをデザイン会社さんにオリエンをしデザインをあげて頂くのですが、1軒目は、アシスタントがディ

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          大企業で何故新規事業が成功しないのか。【コラム】

           一時期破竹の勢いで大企業にまで成長した企業様は、何故新規事業開発が成功しないのかといいますと、 一番の要因は、何か新しいことをしようと思う人がいないこと。 二番の要因は、新しいことをしようとすると必ず反対勢力が潰しにかかること。これには2つの動機があります。一つはジェラシーであいつに成功されては困るという輩がやっかみ半分でいちゃもんをつけてくるのです。もう一つは、新規事業を立ち上げたことがない人たちが多いので、どうなるのか想像がつかず自分の持っている知識・経験で判断するので

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          万事塞翁が馬と経営【コラム】

          さまざまな業種の企業様とデザイン会社さんなど外部スタッフとお仕事をさせていただいておりますが、最近特に感じるのが「万事塞翁が馬」ということです。目先の幸不幸はその先の幸不幸に繋がらないと言うこと。経営も今好調だからといって新しいモノに乗り遅れると不調に陥り、今不調だからといって嘆き悲しまず新しいモノにチャレンジすれば好調になるということに繋がると思います。 デザイン会社さんも、グラフィックが得意で生き残ったところはWEBで乗り遅れて新規のお仕事が入ってこなくなったり、グラフ

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          日曜劇場「VIVANT」(コラム)

           昨日から始まったTBSの日曜劇場「VIVANT」を観ました。いきなり広大な砂漠からの始まりで吸い込まれましたが、俳優が日曜劇場で主役をしていた人たちのそろい踏みの上に、車が破壊されたり、家が焼かれたりと映画級のドラマスタートでした。伏線が散りばめられていて、しかし、謎解きが初回から行われるなど、今までのドラマ経験からあらすじが見え透く意外すぎる展開で108分集中してしまいました。しかし、キャッチコピーの「敵か味方か、味方か敵か」が気になり、想像のようなあらすじではないという

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          商店街の駅前のフルーツサンド専門店も閉店していた。(コラム)

          近所の商店街にできた2つのフルーツサンド専門店ですが、先発の1店は早々に撤退となりました。そして後発でできた駅前のお店はチェーン店ということもあり、先発よりは頑張っていたのですが、ついにこちらも閉店となってしまいました。 ちなみに、先発のフルーツ専門店が閉店したときの記事はこちらです。ちょうど1年前ですね。 商店街のフルーツサンド専門店が閉店していた。やっぱり。【コラム】|satosato (note.com) フルーツサンドの流行は終わったのだと思います。 では何故

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          ラベルレス コカコーラ【コラム】

          スーパーでペットボトルに入った黒い液体が目に飛び込んできました。横一列に20本ぐらい並んでいましたので、遠くから見たときは、「お好み焼きソース?」と思いましたが、近くに行くとコカコーラだとわかりました。 エコでとても良いと思いましたが、赤いラベルが巻かれているからこそ、「コーラが飲みたい。」となるのだと実感しました。 ラベルの役割はとても大きいのです。パブロフの犬のように、ラベルを見たらコカコーラを飲みたくなるのです。また飲んでいる最中もラベルからの情報でおいしさが増して

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          お客様にとっての意味を考える【sato流 戦略立案口座⑧】

          コンセプトメイキングを行う際に、なんと定義づけをするかでそのブランドなり新製品が成功するかどうかが決まります。 そのときのポイントは、 お客様にとっての意味を考えることです。 お客様の生活や仕事において、当該ブランドや新製品がどんな意味を持つモノなのかが大事なのです。 よく見かけるのが、提供側から見たモノやサービスの機能を説明するというものです。これではお客様はその新製品をどのように使ったら良いのかわかりません。使い方(ボタンの操作方法など)ではなく、自分の生活や仕事の

          お客様にとっての意味を考える【sato流 戦略立案口座⑧】