統合失調症

 私は、高校生の時に発症し、統合失調症だと医師から告げられました。

 最初は、薬のせいで、眠くなったり、筋肉がこわばって痛かったりしました。本当に、生きてくうえで、こんな薬がずっと出されると思うと、悲しくなったりもしました。

 統合失調症って、私の場合は、うるさい人間なんだと自分で思うことが多く、周りの話し声に敏感になってきてしまいました。

 昔は、本当に自分は話すことはあまりせず、自分は家族のなかで話すのが、多かった気がします。話したくない時は、口を閉じて話していない人間をやりたかったぐらいです。

 本当は、自分は静かな人間だったはずなのに、何故授業中に、話していることや、自分の考えていることが丸見えになってしまっているんだろうと思いました。

 人に考えを見られたくないし、考えていることをわかられてしまっては自分は怖いなと思ってしまいました。

 それで、授業を聞くことが億劫になってしまい、独り言を話すようになってしまい、この際、ここまで自分の話が漏れているんだから、もう、うるさくしてしまえと思っていて自暴自棄になっていたこともありました。

 静かにしていられない何て、自分は病気だなと思いました。人にとって静かな環境とは何か悩みに悩みました。

 しかも、家の中でもそれは続きました。話声が自分の声に聞こえてしまい、また、自分と話しているはずだよなと思ったら、父親と母親の声で自分が驚いてしまったりする感覚はありました。

 さらに、外の風の音であって、誰も話していないのに、自分が話かけて勝手に相手を作っている状況にまでひどいときは陥ってしまいました。

 それで、学校に通い続けて、授業も嫌になりましたけれど、寝るという行為により、自分の音をださないでいられるよなって思うことが多くなってしまい、授業もほどんど聞きたくない感じでした。

 こんな高校生活を送りながら、大学へ通うことが決まり通っていました。本当に、このまま授業を受けても大丈夫だったのかなと不安になってしまい、友人も作らない方が良いのかななんて悩むこともありました。

 本当に、今でも自分がうるさいんじゃないかと思うこともあるくらいですが、生きていくためには、言葉は発しなきゃいけないということに気づいてきたので、うるさいというのは、私の個性なのかもしれないと思いながら生活していくことにしました。

 人に接するときは、自分なりに注意しなきゃいけないなと思いながら、生きていくしかないけど、マスク生活になって少しは、うるさいのも緩和してきたのかもしれないと思うようになり、生活していくことも困難ではなくなってきたなと思いました。

























































































































































































この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?