古民家・田舎者夫婦の“初”海外旅行記⑤(モンサンミッシェル旧市街地&内部の観光編)
こんにちは。
仏間のある2人暮らし夫婦です。
古民家でミニマリストを目指している、
みちお:物を大量に買ってしまう夫
まるこ:物を全く捨てられない妻
夫婦で化学反応を起こして、ミニマムに程遠いダメダメ夫婦です。
今回は人生一度は海外旅行ということで、
初海外旅行・初フランス旅行
している最中で、仏間のある古民家・田舎者夫婦の旅内容になっています。
さて、前回の続きです。
今回は、ついにモンサンミッシェルの中へ入っていきます。
空港
→高速バス
→ホテル
→無料シャトルバス
→桟橋付近で下車
遠くから見ているだけでも素晴らしいのに
だんだん近づいていくと
胸の鼓動が高まります。
(初恋でも、こんなこと無かったのに…高血圧?)
本当に凄い!!!
ちなみに一番上で輝いているのは、「大天使 ミカエル」の金像です。
入らずにして、積み重ねてきた時間をヒシヒシと感じる圧倒感は
ぜひ、一度(遠い)けど行ってみて欲しいです!!!
さて、このモンサンミッシェルは前回のブログで書いたように
一つの町が島の中にコンパクトにまとめられているので、
・教会
・お墓
・商店
・飲食店
…などがシッカリあったそうです。
現在は、お土産屋さんなどの観光化が進み
とても人気な観光スポットです。
(※特に日本人には人気らしく、寒い時にも観光に来てくれる日本人は大好きなんだそうです苦笑)
さて、桟橋から門をくぐって石畳の旧市街地を通過していきます。
ココは何だか、USJのハリーポッターで見たことがあるけど
本物は、そこに居る人がフランス人であるのはもちろんでしょうが
潮風の香りやレンガの色落ち加減、地面の苔、海鳥の声…などなど、
本物は違うな~と思いつつ、夫をふと見たらビスケットを食べてました…
それも、モンサンミッシェルの名物のやつを…(笑)
もちろんオムレツも有名ですよ!!
さて、このモンサンミッシェルは海岸から頂上までは約180mの高低差があります。
ということは、180m上るということで
結構、急にできた斜面&階段を上っていきます。
(※人混みでのスリには十分注意が必要です)
上がっていく道中、
結構お土産屋さん&ハブ(軽飲食+バー的な店)、カフェも多く
色々目移りします。
そして、ふと横を見ると人がカニさん歩きでないと進めない
少し気になった空間が…ここは後ほど。
まだまだ上ります!
で、結構上がってきました。
海鳥も、人懐っこく食べ物を取ろうと待っています。
冒頭でも書いたように~
一つの生活空間がこのモンサンミッシェルにあるので、
飲食店やホテルもありますが、もちろんココで住んでいる方専用の教会があり、入り口にはジャンヌダルクの像が飾られ
「あの勝利を忘れず、前に進め!」という、意味があり当時から飾られているそうです。
※ジャンヌダルクは、このモンサンミッシェルには来た事がないそうですが…
さて、ここから先の修道院は有料となるのでチケットが必要になります。
(事前チケット購入がオススメ)
ちなみに、パリもモンサンミッシェルなどの観光地は基本的に
セキュリティーで手荷物や上着をチェックされたり、
美術館にはリュックなどの大きい荷物は持参不可で預ける形になるので
少ない荷物での身軽な観光がオススメです!
※また、基本はチケットのバーコード(QRコード)での読みとり確認になるので紙印刷orスクリーンショットがオススメです。
さて、急な階段を上り大聖堂へ。
この入口周辺の床?石畳?には落書きのようにアルファベットが刻まれています。
じつは、これ作った人の出来高の印らしく、
日本でも、お城の基礎(石垣)に印を刻んで出来高を示したのと同じなんだそうです。
昔の人は、どの国でも同じ方法で報酬を得ていたんですね~
室内は天井高も途轍もなく高く、ここは海面から約180mの高さです。
また、よく見ると建築的にゴシック建築とロマネスク建築,それよりも以前の建築方法がこの空間で見ることができ、時代を感じる事できます。
(見分け方は、窓の大きさと枚数なんだそうです。壁全体で支えていた昔は窓面積が狭く室内が暗めですが、時代とともに建築技術が向上し窓を広く大きく取ってステンドガラスなんて入れて明るい室内空間を作っていったそうです。)
ちなみに、かなり曖昧な書き方で感想を書いているのは
現地ガイドさんの説明をあまり聞かず、夫:みちおの解説を又聞きで
わたしが書いているのでご了承ください(笑)
このモンサンミッシェルは、アヴランシュ司教オベールが夢のなかで大天使ミカエルから「この岩山に聖堂を建てよ」とのお告げを受けて作った教会
が、だんだんと増築や開発が進み現在の形になったそうらしく…
最初は、本当に岩の上に小さい教会があるだけだったのが
まさかこんなに大きくなるなんてと、オベールさんも驚いているでしょう~
さて、移動していきます。
ちなみに一番最上階まで行き、
降りていくスタイルで観光をするのがスタイルらしく、メインの教会から
そこで働いていた方々の修道院や働いていた場所、応接間などを観光していきます。
働く人にとっては、ご飯を食べる時も修行らしく
一言も喋らずに食事を終える場所だったそうです。
そして、内装の豪華さも無く必要最低限のものと家具しかないのが
修道士用なのかorお客さんも中に入れる場所なのか見分けるポイントです。
また、石造りで強固ですが冬は極寒だそうで
暖炉の数で、誰用の部屋なのか見分けるのも良いポイントかもしれません。
ただ、あまりの寒さに書物を書けないという
強い要望で暖炉が一つ増えた場所もあるくらい寒いそうなので、
モンサンミッシェルは冬の観光には不向きかも。
そんな暖炉近くや時々修道院の壁でみる謎の暗号「AΩ」
これは、修道院に入った場合(就職した場合)
修道士さんは、この世から旅立つまで一切外に出ることができなく
生まれて命あるまでという意味なんだそうです。
(パリ市内の教会などにも彫られている所もあるのでチェックをしてみてください)
田舎必需品コメリに並ぶ、最重要通販AmazonもそこからAZなんでしょうか???
さて、噂の…
空中庭園です~!!
海抜100メートルくらいの場所で、人工的に庭園があるのは本当に圧巻です。
そして、美しい~
我が家の畑よりも美しい…帰国したら除草作業が待っています。
この庭園は、柱が均等に立ち彫刻が施されていますが
注目すべきは、その柱の装飾。
ウォーリーを探せみたいに、ある場所にこの庭園を造った方の
似顔絵彫刻がありますので探してみるのも面白いかもしれません~
そして、そろそろお気づきだろうか?
こんなに高い場所に物や食料、材料を上げたり下ろしたりどうやっているのか??
じつは、この問題テレビ番組「世界ふしぎ発見!」で
出題された内容なんですが…みなさん分かりますか?
正解は、“原動力=人力”でこの大滑車の中で人間が歩き
滑車に繋がった積み荷が上が下がりしていたそうです。
監獄時代は受刑者に歩かせたとのこと。
外側からも、積み荷が上げ下げできるように確認できるので外歩きの際に見てみてください。
さてさて、そんなこんなで強固にできたモンサンミッシェル内部を見学し
売店コーナーまで降りてきました。
ここから自由行動になり、裏道を駆使し
モンサンミッシェルの外壁道&ほっそい道へ続く観光をしてきました。
景色は、海を半周見れる感じで国旗もあったりでいい感じです。
振り返れば、ホグワーツ??!みたいな景色が見られます。
そして、向こう側に見える島にイギリス軍がいて100年戦争の舞台がこの景色
戦争中に一度もイギリス軍がここまで到達できなかったそうです
さっき歩いていた景色を上から眺め
地元の人が散歩で来る散歩コースを歩き
裏門から出てきました~
とりあえず、2万歩ほど歩き帰路に着くことになりました~
夜のライトアップに期待しますが、何度も振り返りながらパシャリ!!
歩くと、2㎞ほどあるのでバスで帰りました~
バス停に着いたと思えば…
夫:みちおは、ホテルではなくスーパーへ急ぎ足…
え?どうした?
と、思えば夜の飲み物(ビール・ワイン)が飲みたかったようで
まとめ買いを近所のフランス人と一緒にしているのを目の当たりにし
少し感動が覚めた…まるこでした(笑)
みちおは、”修道士”無理だと思う~
そして、そのTシャツは要らないよ。
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