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創業のきっかけとは…

 なぜコンサル起業したのか、なぜ湘南なのか、その想いを語ります。


 まずは新卒で入った銀行で記憶に残った思い出より….

 日々の業務に忙殺される中で、ある書類を取り付けるため、とある破綻懸念先である老舗企業の社長を訪問することになった。

 そこで、まず自己紹介や雑談をする中でふと経営者の話をじっくり聞いてみる機会があり、どのようなビジネスをしていて、どのような技術に強みがあるのかを徐々に知るにつれて、経営者の想いや仕事への情熱が伝わってきた。

 ただ、問題なのは類い稀な技術を持っているがビジネスになかなか結び付く結果が出てないこと、つまりは資金繰りの問題だった。その他にもご子息への事業承継のお悩みなどについて様々なお話しをすることができた。

 その後、銀行に持ち帰りいろいろと検討した結果、資金繰りが逼迫していた状況を銀行サイドで何か出来ることはないか検討した結果、最終的に複数ある借入金を一本化する提案交渉をして、結果的に毎月の返済を軽減することができた。
 
 後日、資金繰りも楽になり感謝されたからか、君みたいな銀行員、初めてみたよ、こんな話をじっくり聞いてくれたことなんかなかったよって言われた経験から、その時に自分がやるべきこと、やりたいことが少し見えたような気がした。

 これがコンサルとして独立しようとしたそもそものきっかけなんです。新卒のときだから、もう15年くらい前のことで、だいぶ時間がかかってしまったんですけど。


 また、ここで時間がかかってしまったことにも理由があり…

 実は最近、サーフィンや仕事への情熱を取り戻しつつあります。以前はあんなに夢中だったのに、さまざまな理由から、その情熱も薄れてしまうこともある。

 なぜ、この情熱を取り戻すことができたのかを考えると、湘南に移住して3年めの今、やはり湘南に永住することを決断したことが私にかなり影響を与えたような気がする。

 自分が進むべき道を悩み、もやもやしている時に出会えたのがサーフィンだった。だから、サーフィンに出会えた湘南に恩返し、地域貢献することを目指していきたい。
 
 このように過去を振り返ると、後悔することも多いですが、今自分がいるステージは全てその過去から形成されたものだから、時間はかかってもその経験は必ず糧になっているから、これからも前を向いてまた歩いて行きたい。

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