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【10月18日から】東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」

こんにちは、宮寺理美です。

昨年11月に東京国立博物館の150周年報道発表会にお招きいただいてから、
ずっと楽しみにしていた展示がついにスタートします。

東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」

2022年は日本最古の博物館、東京国立博物館の創立150年の節目の年です。
今回は、この節目を記念して開催される
東京国立博物館創立150年記念「国宝 東京国立博物館のすべて」の、
内覧会の様子をレポートさせていただきます!

※掲載した画像は特別な許可を得て撮影しております。
他のサイトへの転載などはご遠慮いただきますよう、お願いいたします。

以下、展示室内の写真を掲載しております。




第1部 東京国立博物館の国宝


東京国立博物館は国宝に指定されている美術工芸品の約1割となる89件を所蔵しています。
会期中に、この日本最大の国宝コレクションがすべて公開されます。
こんな試みは前代未聞なのではないでしょうか…!

国宝刀剣が集結する「国宝刀剣の間」出現!?

報道発表会の際にも「見どころ」として紹介されていた国宝刀剣の展示すぺース。
暗めの証明の中で刀身だけがライトアップされ、
神々しい光を放っています…!

前回の報道発表会で、
「太刀 銘 三条(三日月宗近)」と「太刀 銘 安網(名物 童子切安網)」は、
刀身の長さ・反りが全く同じだという解説がありました。
ぜひ見比べてみてくださいね!

その他にも、東京国立博物館の人気者たちが勢ぞろいします!

『埴輪 挂甲の人』みんな大好きですよね??
現存する絵巻で日本最古『平治物語絵巻 六波羅行幸巻』
9.5mの絵巻が広げて展示される機会はなかなかないのだそうです。

第2部 東京国立博物館の150年


第2部では、明治から令和にいたる博物館150年の歩みを3期に分けて紹介されています。

東京国立博物館は、明治5年に旧湯島聖堂大成殿で開催された博覧会を機に誕生しました。
博覧会で大人気だった名古屋城の金のシャチホコの実物大レプリカがお出迎えしてくれます。
また、当時の展示ケースを使用して、
明治5年を追体験できる空間が出現していました。

明治天皇が僥幸の際に実際に乗られた「鳳輦(ほうれん)」など、
皇室ゆかりの品々も展示されています。

こちらのキリンちゃんは、明治40年に日本に初めて生きたままやって来たのだそうで、
生前は上野公園にお住まいだったそうです。
大正時代に国立科学博物館にお引越しされたのだそうですが、
何と、今回は100年ぶりに里帰り!なのだそうです。
ポージングが可愛いです。笑


今回初公開される『金剛力士立像』は、かつて滋賀県の寺院に安置されていましたが、
昭和9年の台風で大破してしまい、修復を経て、今回の特別展で初公開されます。
なんでも平安時代の貴重な物で、東京国立博物館の所蔵品の中では1番大きな仏像なのだそうです。

今回の展示ではこちらの『金剛力士立像』と、菱川師宣の『見返り美人図』が撮影可能です。

こちらのQRコードを読み取ると、

150周年限定のフォトフレームで写真が撮れます♪

大充実のミュージアムショップ

今回の特別展も可愛いグッズがたくさんありました♪

おなじみのガチャ

個人的にはハニワのぬいぐるみに1番ぐっと来ました。笑


開催概要

東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」

会期:2022年10月18日(火)~12月11日(日)
会期中に展示替えがあります。
①10月18日~30日
②11月1日~13日
③11月15日~27日
④11月29日~12月11日

会場:東京国立博物館 平成館
公式Twitterはこちら

現在10月18日(火)〜10月30日(日)の日時指定券の予約受付中です。
チケットの購入方法はこちらをご覧ください。

今回の会場は本館ではなく平成館ですので、
ご来場の方はご注意ください。

平成館は本館を正面に見て右側の方にあります。

平成館の外観はこんな感じです。

本当は1点1点ご紹介したいほど素晴らしい展示なのですが、
今回は展示スペースの雰囲気優先でレポートさせていただきました。
また、通常では所蔵品の保護のため、展示期間が限られているのですが、
今回の特別展では、期間中に国宝を集結させるため、年単位で調整をしたのだそうです。
東京国立博物館の気迫を感じる空間でした。
やはり、肉眼で見る国宝は迫力がすごい!!
お時間のある方はぜひ会場でご覧いただきたいです!!


郵便ポストも150周年仕様なのに今日気が付きました♪