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巨人の肩から景色を見る。

こんばんは。佐藤です。

色々な大人の話を聞くことってありますよね。身近な人でもそうだし、テレビや講演、最近ではYouTubeなどでも。僕もいろんなところでいろんな人の話や経験談を聞く機会は多々あります。そんな中で、「あ、この人の話おもしろいな」と思うことがしばしばあります。

この「おもしろい」という感覚は人によって捉え方が違うと思います。自分の興味がある分野で得るものが何かしらでもある場合に、このように感じるのはわかりやすいですよね。ただ、興味のない分野でも、何かに唆られ、気づいたらじっくりと話を聞いていた、といった経験がある人もいるのではないでしょうか。

普段だったら興味のない話は耳に入ったとしても、そのまま流れてしまい、意識には残らないのに、この差はなんなのだろう?と考えていたら、ある1つの共通項が思いつきました。

それは、自分が納得するまで「やりきっている」ということです。

勉強でも、部活などのスポーツでも、趣味の領域でも、それらに対して時間をかけてやり切った人の話はおもしろい。なぜならその人にしかわからない視点から観た景色が存在しているから、と気づきました。

その経験から来る話は、世の中でいう一般的な内容ではないかもしれません。でも、だからこそ他からは聞くことができないもので、おもしろい。しかも経験則が裏打ちされているから一定の信憑性もある。だから興味を持って聞けるのではないかと思います。

こういう話ができる人を「おもしろい大人」っていうんですよね。

僕の周りにも「おもしろい大人」たちが結構します。その人たちは日々に充実しているように見えます。これが幸福な人生を歩むための1つの指針なんじゃないかと感じます。

だからこそ学生たちや子どもたちには、この「やりきること」を伝えたい。何をやるのも自由だけど、一度選んだことは、中途半端にせず、自分の納得するところまで、やりきって欲しい。そんな風に思います。もちろん選択した後で、「違うな」と思えば、選択をやり直せば良い。その際に最初の選択に対して「やりきった」経験は間違いないく、その次の選択に生きてきます。

もし、迷っていて選択ができない場合には、全部の選択肢をとりあえずやってみることも大事。動いた先には、必ずと言って良いほど「次にやるべきこと」が見えてきます。時間がないを言い訳にせず、迷っていることこそ時間を無くす理由です。

そのように動いた先には、一見するとつながりのないような経験が、ある時に一本の線に収束する、というのは有名な話です。もちろんこれは、動いたからこそ、得られる結果でもあります。

色々なことをやる(しかも納得するまでやりきるのは)ことは、とても忙しくなります。でも、動かないで悶々としているよりは、はるかに充実した日々を過ごすことになると思います。人間動いていないと張り合いがなくなってしまいますからね。

なんだか今日の内容は、自分自身に向けて言い聞かせているような感覚になる内容になりました笑 僕自身も「おもしろい大人」になれるように、日々、納得するまでやり続けようと思います。

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