猫のいる暮らし〜vol.1~

我が家には2匹の猫がいます。茶トラの姫(メス)&三毛猫の白(オス)の2匹は、模様も性別も違ければ、性格も大きく異なります。

姫は、おっとり、臆病タイプ。人懐っこくて、すぐ膝の上に乗ってきます。かまってちゃんで、ちょいちょいちょっかいを出してきますが、爪が当たって痛い。。気になるものは、食洗機。食洗機が稼働している間は、シンクの中に座り込み、乾燥が終わるまで見張っています。

白は、元捨て猫らしく、野性味たっぷりのメンズ。高いところにもひょいと乗り、神棚の榊を倒しまくります。白い物=餌と思うようで、白いご飯、そうめん、うどん、洗って水気を切っている生米も、ちょっと目を離した瞬間に食べようとします。気になるものは、ルンバ。ルンバが稼働していると、じっと見つめるだけでなく、ちょいちょいちょっかいを出し、時には果敢に戦いを挑むことも。

私から進んで触れ合うことはありませんが、家のあちこちで寝そべったり、走ったり、丸まったりしている2匹たち。そんな自由気ままな姿を見ているだけで心がホッと癒されます。ああ、猫ってとても不思議な存在!

誰かに何かを期待されるわけでもなく、ただそこにいるだけで、認められて可愛がられて、愛されている。本来、私たち人間も、そんな存在なんだろうなぁと思います。

「愛されるために」「認めてもらうために」「いろいろ言われたくないから」とか、なんやかんやと理由をつけて、自分をがんじがらめに縛り付けてしまう。そんな私に「もっと自由でいいんだよ」「ありのままでいいんだよ」と、2匹が教えてくれているような気がします。猫って、マスターだわ。師匠だわ。

でもね、白ちゃん、お布団でしっこするのだけはやめてください。姫ちゃん、私のバッグに入るコムのだけはやめてください。

ノーコントロールなところが、これまたかわいいんだけどね。

来世は猫に生まれるのもいいかもしれないなぁ。

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