見出し画像

株式会社インサイトコミュニケーションズ【AD&SPデザインしました】

『コピー』を軸にコンセプト設計から構築したWebサイト制作をメイン事業としているインサイトコミュニケーションズのアートディレクションとSPデザインを担当させていただきました。

採用をメインゴールと設定したこちらのサイト、元々の流入ユーザーがスマートフォン8割という割合だったため、スマートフォンのみのデザイン案件となりました。


デザインについて

デザインコンセプトは「コピー」に設定し、サイト各所に散りばめられたコピーを引き立たせるような文字のサイズ感・カラー・余白を使用しデザインさせていただきました。

ターゲットに抱かせたい印象としては「信頼・信用」、カラーは元々のコーポレートカラーでありリニューアル後もコンセプトに添える水色を採用しました。

比較的テキストの多いサイトで一文一文も長かったため飽きのこないよう、またコピーがしっかり目立つようコントラスト差を明確につけるよう注意しデザインさせていただきました。ここでいうコントラスト差とは「見出し・コピー・文章の文字サイズの差」と「白・黒・水色の色の差」です。

メンバー写真についても、「信用・信頼」をベースにちょっと厳格な印象の写真に、厳格な印象に振った理由も、採用をゴールにしているもののお問い合わせをしてくる人のハードルをあげる狙いがあり、このようなテイストの写真撮影をお願いしました。コーポレートカラーをサイト内に利用していることもあり、写真内の服装は白シャツを指定させていただきました。

「個人ではなく会社として力がある」そう感じてほしい狙いもあり同一系統の服装を着用していただきました。



ターゲットリテラシーとの兼ね合いによる投資提案

元々、クライアントの要望には「更新世を持たせたいが安価にいきたい」という声もありました。その手段としてWIXという無料ホームページのテンプレの一部を使用したいなどのご提案もありました。

しかし設定されたターゲット層が、求職者、さらにその中でもリクルート系の求職者(代表が元リクルート)といった風に比較的リテラシーが高い印象のあるターゲット、そしてターゲットに抱かせたい印象に「信用や信頼」というキーワードをあげられていたこともあり、ビジュアル部分にこだわるのも大事だが、見えない部分しかし見る人が見ればわかるバックエンド部分にも投資するべきだと提案させていただきました。

短期的に見ればWIXのようなサービスで安価に済ませられるかもしれませんが、長期的に見てバックエンド部分はしっかり構築した方がそもそものゴールである「優秀な人材の採用」のコストはかからないと判断しました。

しかし予算には限りがあるとのことだったので、PCデザインをコーディングベースで進めデザイン費をカット、フロントアニメーションも工数のかかりにくい動きに制限とほかの部分で帳尻を合わせてプロジェクトは進んでいきました。

※アニメーションに関してはデザイン上シンプルな動きでマッチしたので工数&費用がカットできたわけで、コンセプト・デザインの都合上工数がかかる案件であれば費用カットは難しかったと思います。


株式会社インサイトコミュニケーションズ
http://i-com.co.jp/

CLIENT : INSIGHT COMMUNICATIONA
DIRECTOR : YUUMI ITOKI
DIRECTOR : MICHI HORIGUCHI
ARTDIRECTION , DESIGNER : TAKAAKI SATO
FRONTEND BACKEND ENGINIER : YUSUKE OMI



おまけ

予算が無いなら無いなりの提案もしていかにゃならんですなあ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?