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独白(令和5年8月24日~29日)

独白①8/24
装飾過多の自己の認識。それは自分の詩文でも充分理解できる。余りにゴテゴテした精神がもたらしたものを、自分自身でみたか?自分同様、ゴテゴテとした、露骨な精神や、過剰で不正な愛。それは只、愛欲以上のものだったか?では何が過剰か、過剰をもたらすのか?一言で言って、無駄で粗悪な時、精神でしかない。考えてもみよ、君がこの人生の貴重な時を病院で過ごしている時、外界で何が起こっているかを。
君は悲しみの叫びや、嘆きを聞いた筈だ。だがまだ足りぬと見える。いや、兄弟、もう沢山、もう沢山だ。私は一つ、忠告を与えよう。
兄弟、バカになるな!!もう、狂うな!!君に必要な道は既に十二分に示された。
頭が痛いって?何をバカな!!

独白②8/26
大いなる御手に己を委ねる。それ以上に安心、安楽なことはない。
己のエゴがある以上、それは簡単なことではない。
だが、本当に幸せを求めるなら、本当に自己と他者の幸いを求めるなら、それをなせ。
いつまで臆病を気取るつもりだ?
己の宗教とは親切心であるか?
はたまた、宗教家気取りの愚昧であるか?
いづくでも良し、いずれでも良し。
だが、なすべきをなし、除くべきを除け。
本当の幸せはそこにしかない。

独白③8/28
step by step, you will progress.
少しずつでいい。少しずつでしかない。
急速な進歩と見えることもあるだろう。
だがそれは、長い、長い夜を経験したからである。
永遠に思える時も、実際は刹那である。
苦しみとて、実は一瞬のことなのだ。
ままよ、己の人生を、善良なものとすべく、善良なる心に従ってみてはいかがか?
決して悪い賭けではない。
何も得ることもなく、何も失うこともない。
君の精神は、高潔を好む。
それや善し。
君の精神は、弱く柔い。
それも善し。
なべての長短を、一筋に燃やせ。
それや佳し、それや善し。

独白④8/29
静けさを好む。静けさを好む精神、そうありたいものだ。
静かな、穏やかな快楽こそ極上のもの。

動くことを愛す。
人のため、動くことを愛している。
愛、それ自体であることを望まざるを得ない。
これぞ幸いなるもの。

静と動の間にあるものを君は聞いたか?
聞いた筈だ。
違うなどと言ってみろ、ひっぱたいてやるぞ。
君は「隻手の声」を解いた。
それは見事な程に。
静と動も隻手の声だ。
その間なる真実の声、音。
それは最早、君だけの答えではあり得ぬ。
その音響かしてゆけ。
汝の望み通り、この闇の世を神のごと、照らしてゆけ。

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