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短歌衝動

衝動的に、短歌を作る時がある。
気が向けば延々作る。
一時間でも、二時間でも。

何年前の短歌だろ。書き捨てたものは多い。
ちなみに、大好きだったガラケー。デザイン、auは神だった…。
そして、岩塩ランプ。
岩塩ランプも好きだった…。

ガラパゴス閉鎖的なるこの島の僕らはとても幸せだった

岩塩の灯りに一人照らされて時代も夜も溶けてなくなる

華の輪を冠として戴ける王の帰りを夜はひた待つ

冬の夜は寒さ至りて燦めきて雪、星、月のみたりは舞いき

浮遊するこのエントロピーの場を舞えるちさき砂塵の光りの扇

音楽を空より聴きし楽人は弦と鍵取る夜の只中

冬を焚く星空巡り旅をする月の恵みのプラーナを飲む


三時。この辺で止めます。

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