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真正面からヘイトを浴びた記念記事

久々に「真正面からヘイト」を浴びたので記念に書き記しておきたいと思う。

僕が入っている現場では、2人介助可のところもあるので、
同じ時間帯に別のヘルパーさんが入っていることがある。

そのヘルパーさんは生まれが海外の方で、
その国はあまりLGBTQに寛容ではない。

だから、そういう考えをもってしまうのは仕方がないことだと思う。

「この前LGBTに関する映画を友達に誘われて見に行った。」
と話し始めたので、あの映画の話かな??思ってたら

「私には理解できない。気持ち悪い。私と同じ意見の人いっぱいいる。
そもそも身体構造的に無理な性行為してる。
ああいう人はみんな病気になるし、理解できない。」と。

「友達と映画見に行ったの〜」というほかほか話かと思ったら
全然違った。びっくりした。

きっとこの人は、今目の前にいる人がまさにあなたが「気持ち悪い」と言っているLGBTの当事者だなんて思ってないんだろうな、と思いながら

「僕の友達にもゲイの人いるけど、そんなことないよ。」
「恋愛対象がたまたま同性なだけで、そんなに変わらないよ。」

と伝えても、何も響かず「理解できない。おかしい」を繰り返していた。

国が違えば文化も違う。

同じ国に住んでたって価値観が違うんだから仕方ないことだ。

ただ「今自分が話してることが、誰かを傷つけているかもしれない」と
想像することはできると思う。

そうなれるといいね、って思いながら、僕はその人が洗濯物を干すのを手伝った。

利用者さんがもし僕がトランスって知ってたら
きっと気を使わせてしまったと思うから、もしこれ見てたらいいなと思い書いておく。

僕はわりかし元気です。ネタにできるくらいには。
もう慣れてしまったから。傷つくことに。
自分の存在を大切だと思えないくらいに、これまでたくさん
気持ち悪いとか、生きる意味がないとか
隣に住みたくないとか言われ続けたから。

もうぼくに、あれくらいで傷つくほどの感情はないから。


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