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(4/13_観察の練習)顔右黒たれた猫

飼い猫探しの張り紙の暗号が気になった話。

大学に用事があったので、昼過ぎごろに学校に向かった。

家から学校に向かう交差点は、大通りのため歩行者用の信号の切り替わりがとても遅い。しかもちょうど赤信号に切り替わってしまったタイミングだったので、周りを観察して待つことにした。

すると近くの電柱に、飼い猫探し中の張り紙があり、気になってみてみると、「顔右黒たれた猫」と書かれていた。一瞬何かの暗号かとも思ったが、おそらく顔の右側に黒いインクが垂れたような模様の猫ということなのだと理解した。しかし、「垂れた」という表現に引っかかり、もしかすると前は、垂れてなかった可能性も推測できる。気になって「猫 模様 変わる」で検索をかけてみると、こんな一文を見つけた。

子猫の時はまだ、色素がはっきりしていないため、成長してくると模様もくっきりしてくるそうです。反対に真っ白の被毛だった猫の尻尾だけに、しま模様がでてきた猫や、頭の上にあった模様が消えてしまう猫もいるそうですね。https://nekochan.jp/cat/article/7148

やはり猫の模様は成長によって変わることもあるようだ。

このことから、この飼い主の方は、子猫の時からこの猫を飼っており、小さい頃は黒い模様がなかったが、成長していくにつれ黒い模様が顔の右側に現れてきたというこの猫と飼い主の方の思い出が脳内でイメージされた。
そしてその思い出が「垂れた」という表現に至ったのではないかと推測でき、この飼い主と猫の関係に感情移入した。早く見つかることを願う。

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