なぜオープンチャットや村ガチャに夢中なんですか?という質問
最近、色々な方から「佐藤君はどこに向かってるの? オープンチャットや村ガチャを何故、そこまでやっているの?」という質問を多くもらうようになりました。
僕の本業はスノーボード屋なのでスノボ屋のおじさんが、なぜ白馬村の観光の分野に一生懸命になっているの?と思われているようです。
実は僕の中では本業と繋がっています。
僕は白馬村という目的地を販売している
僕の仕事は、白馬の山を滑るためだけの地域密着型スノーボードブランド「THEDAY.HAKUBA」の設計開発をしています。
このブランドは、僕の大好きなスノーボードを通じて白馬村に来てもらえるキッカケをスノーボードという「道具」で作っています。
各モデルの詳細は割愛しますが、白馬のここの沢を滑るためのモデルやこのゲレンデのこのコースを滑るためのモデル…など
各モデルはアイデアから生産まで約2.5年程かかります。
お陰様で沢山の方に毎年ご購入して頂き、スノーボードという道具を軸に白馬村に来てもらえる仕組みができました。
僕はスノーボードというモノを販売していますが、頭の中では「モノを売るという思考から脱却し、白馬村という目的地を販売している」という思考に完全にシフトしています。
地域密着型のスノーボードブランドの役割とは
地域密着型スノーボードブランドという言葉自体、この世には無いかもしれません。
僕の中では「地域密着型スノーボードブランド」の役割は、スノーボードという道具を通じてその地にきてもらい、かつ満足度高くその地を回遊してもらいお金を使っていただくこと。
ここまでが地域密着型のスノーボードブランドの役割だと思っています。
つまり白馬村に来てもらうキッカケをスノーボードという道具で作り、回遊してもらうキッカケをオープンチャットや村ガチャで作る。
なのでオープンチャット&村ガチャもスノボ屋の仕事の1つです。
観光業で生きていかなくてはならない村だからこそ
ではその「白馬村内回遊の仕組み」をどう作るか?
キーワードは、地域に「人」で作るという取組を行っています。
この写真を見てもらいたい。
50年前の白馬駅のロータリーの写真です。
白馬三山の形、雪や村の雰囲気が今と変わっていない。ロータリーの真ん中の看板「ようこそおいで下さいました」の文字。
50年後の今、この看板の文字は
「Welcome to HAKUBA」と書かれている。
つまり昔も今もこれから未来も白馬村は観光業で生きていかなくてはならない小さな村。
では「観光」とは何?
と考えた時に昔の書物にこう書いてあった。
観光とは「普段見ることのできない風景、風習、習慣を見て回る旅行」
つまりハード(風景)、ソフト(風習&習慣=地域の人)がセットな状態で「良い観光」と呼ぶ。
けど、現在の観光はどうだろう。
ハードよりの観光になり過ぎてはいないかい?
インターネットがない時代は、定宿に女将さんがいてその方に会いに行って地域の情報を教えて頂き、村内を回遊した。
昔は、ハードとソフトは一緒だったのに現代の観光はソフトが薄れている。
つまりオープンチャットも村ガチャも観光の入口を地域の「人」で作り、盛り上げていこうぜ!という取組。
白馬の「今」が分かる!オープンチャット
→オンライン上にいる地域の「人」で作る。
村ガチャ 〜回して繋がる旅を〜
→オフライン上にいる地域の「人」で作る。
白馬村は最高のハードが揃っているからこそ、最強のソフトが揃えば唯一無二の観光地となる。
地域密着型スノーボードブランド THEDAY.HAKUBAは、僕が25年間スノーボードをやり続けてきた最後の集大成の仕事だと思い取り組んでいます。
最後に
この先、オープンチャットも村ガチャもどうなるの?
手前にある観光業の小さな課題や求められていることに対して500%で実行していると誰かに役に立っていることがあります。
その小さな連続で成り立って「今」があるので、この先、オープンチャットや村ガチャで何を目指しているの?と質問されると
「僕にも分かりません」としか答えられない。
この先は、何もないかもしれないし、何か大きなことがあるのかもしれない。けどそんなことはどうでも良い。
「今」やるべきだからやっています。
つまり何が言いたいかというと
THEDAY.HAKUBAのスノーボードを買って、地域の人に会いに白馬村に来てね。
お待ちしてます!
▼現在、2,400名ご参加中の
白馬村の「今」が分かる!LINEオープンチャットはこちらより
ー終わりー
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