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研ナオコを探せ

先日観た映画「perfect days」。

映画では、淡々とした日常でも同じ一日はなく、日々新しい何かが起こり、それを受け入れ、楽しむ姿が描かれている。

セリフが少なく、派手なアクションもないものの、主人公・平山のふとした表情、陰影のある表情がまたすごくいい。

多くは非日常の世界を楽しむための映画ですが、日常の延長線にある手触り感のある映画。

とっても味わい深い時間でした。

主演の役所広司はもちろん、出演した女優、俳優の方々もよかった。

大物歌手も出演していてその特長が十分引き出されていました。

余韻に浸るため映画のパンフレットを購入。

映画のパンフレットの中の写真。

この映画のベースには「木漏れ日」という情景があるようです。
また、このイメージ写真の陰影の濃さ、下の漆黒の森が印象的。
日本の森の木漏れ日というよりはヨーロッパの深い森の木漏れ日のようです。
ドイツ人監督のヴィムベンダー監督の心象風景のような感じもします。

パラパラめくっていたら出演者のページに「研ナオコ」がリストアップされていました。

あれ?出てたっけ?

あれこれシーンを思い起こしても研ナオコは引っかかってこない。

いたかなあ?
(研ナオコさんごめんなさい。汗)

うーむ。。

思わずgoogleで「perfect days 研ナオコ」で検索。

やっぱり同じようなこと思っている人もいるようで、その回答もあるみたい。

思わず回答を見ようと思いましたが、

「いや待てよ、もう一回観たいな、と思う映画なので、その時までのお楽しみに取っておくのもありかな。」

と思い、回答っぽいサイトに行くことをやめました。

それから頭の中で、映画の中に研ナオコいたかなあ、、とふとした時に頭の中で探したり。

うーん。。分からない、、見つからない。
(研ナオコさんすみません。汗)

webでサクッと調べればすぐわかるかもしれない。

何か宙ぶらりんのモヤモヤした状態。

分からない事をすぐ検索して解を得るのもいいのですが、

見つかるまで分からないままにしておく「楽しみ」もあるかもしれない。

こんなシーンの中にあったかな、この場所、このお店にいたかな、、などとあれこれ見つけようとしつつ、見つからないことを楽しんでみました。

とは言え、先日、もう一度「perfect days」を観にいくことに。

今度は、「研ナオコを探す」という目的もあるので、様々なシーンをしっかり見なきゃ。

やっぱり、役所広司の演技はいい。ラストシーンもなかなかだなあ。。

カセットテープ、車の中で聞いていたなあ。。

木と友達っていいなあ。。

幸田文の「木」、今度買って読んでみようかなあ。。

夢のシーン、無関係なようでいろいろ繋がっている感じだよなあ。。

陰踏み久しぶりにやってみようかなあ。

エンドロールもいいなあ。。

やっぱり、いい映画だなあ。。

あれ、「研ナオコ」いたっけ?

映画に引き込まれて、「研ナオコ」捜索どこかにいってしまいました。。

映画館を出て、帰る道すがら、もう一度シーンを思い起こしてみた中で、
もしかしたら、もしかしてあの人が研ナオコだったのかなあ、と思えるシーンは無きにしもあらず。。

とは言え、まだ確証がなく、分からない。。
(研ナオコさん恐縮です。汗)

でも、見つからない、分からない状態を、宙ぶらりんでストレスということではなく、見つかるまでの過程を楽しむのもありかも。

またもう一回「perfect days」映画見に行こうかなと思っています

まだまだ、「研ナオコ」捜索、続きます。





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