「はいださん」や「はいばらさん」が女子アナになった時の愛称が「パイパン」になりかねないという危惧

元々、女子アナの愛称にパンがつくようになったのは、当時フジテレビの新人アナウンサーであった千野 志麻(ちの しお)アナが司会を務めるトーク番組「チノパン」が始まったことがきっかけで、「チノパン」の由来は千野 志麻アナの千野の苗字とボトムスのチノ・パンツを掛けて名付けられた。

番組の「チノパン」は元々、経験ゼロの新人に1からキャリアを積ませるというフジテレビの裏コンセプトがあり、チノパンが番組を卒業後も数々の新人アナウンサーがこの枠の司会を担当し、「チノパン」同様、番組名には司会を担当する女子アナの名前が冠せられた。

「チノパン」以降、この枠は好きな女子アナランキングで殿堂入りを果たした高島彩アナが担当した「アヤパン」、
生野陽子アナが担当した「ショーパン」、
加藤綾子アナが担当した「カトパン」、
山﨑夕貴アナが担当した「ヤマサキパン」、
三田友利香アナが担当した「ミタパンブー」、
永島優美アナが担当した「ユミパン」などと
「パンシリーズ」と呼ばれるこの番組枠は数々の有名アナウンサーを輩出していき、
アナウンサーの「パン読み」は、パンシリーズを担当してないアナウンサーにまで広がり、
フジテレビ以外のアナウンサーの対しても使われるようになるくらいに隆盛を極め、
他局のアナウンサーもミトパン(水卜 麻美アナは、日本テレビのアナウンサー)とまで呼ばれるようになり、
最終的には(女子アナ=〇〇パン)の公式が国民に自然と根付いていた。
フジテレビはまぎれもなく大型のパン工場であった。

その後は、フジテレビの影響力や、アナウンサーの「パン読み」の定着率と比例して、このシリーズは、久慈暁子アナが担当した「クジパン」を最後にひっそりと終了した。

しかし、パンシリーズが終了した今、この「パン読み」に新たな風が吹く可能性を今回は提言したい。
それが、タイトルにもあるように
「はいだ」「はいばら」と読める苗字を持つ女子アナが現れたとき、
その愛称がパイパンになりかねないというものだ。
もちろん、順当にパン化が行われた場合、ハイパンになるんじゃないかという意見がまず一番上の棚に入ってくるだろう。

しかし、常用合法下ネタが平気で流布するこの変態の国、日本においてはハイパンに半濁点がつき始めるのも時間の問題だと考える。
(常用合法下ネタについて書いた記事はコチラ)

少なくとも、googleのサーチエンジンで「フェラ」と入力した時には、カトパンが先のトガった紫のアメを舐めてる画像が出てきた。
故に、そういうアルゴリズムな国である。

少し調べてみた。キー局のアナウンサーなら数が知れているので、ホームページを見れば確認することはすぐにできるのだが、今のところ「はい〇〇」という読み方の苗字を持つ女子アナはいない。
前例がない状態なので、この危惧の意義も少々大きいように感じる。
もしかすると、テレビ局はその危険性を感じて就職面接で落としているという不当な出来事が起こっている可能性もある。

謎は深まるばかりである。


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