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音メモ 30

satohyoh
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天気もよく静かな気分だったので、「窓は開けておくんだよー」に習って、窓を開けて音メモ作りました。結果、凍えそうです。。録音している部屋の外、室外機にスズメが羽根休めにくるのも久しぶりでした。

午前中の静かな気分に、“最大風速を記録した秋の日”という曲の冒頭を、ピアノで合わせてみました。バンドで演奏すると7分くらいある曲、東京で音楽活動をしている友人らと、不定型バンドとして演奏する「ukishizumi」の曲です。

友人たちは各々活動していますが、様々な事情でお休みしたり、バンドで動いてる人もメンバーが脱退したり、大変なことが多いようです。ただ、誰も音楽づくりを辞めていないことは、すごいなぁと思います。僕は田舎に居りますが、負けていられない気持ちになれます。

何年も前に書いた歌詞で、今見返すと恥ずかしいところも多いですが、この曲、個人的に好きなので、合わせて読んでいただけるとうれしいです。




“最大風速を記録した秋の日”

枯葉をはらり落とす優しさで
白い袋を空中へ舞い上げる強さで
時間のように優しく包んでみたり
残酷なほど強く僕らをさらってみたり

「満たされない」に際限はない
寂しさと楽しさは昼と夜のように入れ替わるだけ
ただ繰り返して
急げ急げ 朝がやってきてしまうよ
リセットボタン探さなきゃ

ほら今 駆け抜けた一陣の風
僕の何か さらっていった

白い袋がゆっくりゆっくり落ちてくる
地球のまわるリズムで 地球のまわる速度で
この世界はとってもバランスが悪いから
愛する人とペアになるのが生きる意味だとしたら
ババ抜きのババは誰だ?

ほら今 駆け抜けた一陣の風
僕の何かさらっていった
ほろ今 穏やかで暖かい風
背中の重りをさらっていった

追いかけっこしてた 知らず知らずに
逃げて追いかけて 少し休んで
風は不規則な地球のリズム
駆け抜けた先に明日が見える
ある秋の日に風と出会って
ある秋の日に風とさよなら
ある秋の日にきっと笑って
ある秋の日に

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