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責任転嫁と強さの源のこと

こんにちは、咲凛さとです。

ネイル、大失敗しちゃいました笑
淡い藤色えらんで施してもらったら…
青タンネイル血色悪過ぎになりました涙

さて本題に。

「わたしがやりたいことができないのは、
あなたのせいです!」

とある場所で、こんな発言に遭遇しました。
そこで思うことがあって、綴ります。

責任転嫁大魔王のわたし

むかーしむかしの若かりし頃のわたしは、責任転嫁大魔王でした。

「わたしが不幸なのは、親のせい。」
「わたしが恋愛上手くいかへんのも、
 親のせい。」
「わたしが男運ないのは、ダメ男のせい。」
「あの人の言うとおりにやったのに
 上手く行かへん。あの人のせい。」

呆れちゃいますよね…

冒頭のお言葉「やりたいことができないのは、
あなたのせい」を耳にした瞬間

わたしは、過去の責任転嫁大魔王のわたしを思い出してしまった次第です。

と同時に、無力感が湧いてきました。

わたしは、その発言をされた方にはなれません。わたしが、その方に替わって、その方のやりたいこともできません。

過去の責任転嫁大魔王のわたしが感じていた、無力感でもあると思います。

そんな責任転嫁大魔王のわたしに、喝を入れてくれた存在がいます。

思い出は美化されて、最も印象に残る元彼です。

「さとは、前の男のせい!親のせい!会社のせい!そればっかり言う。そうじゃないんやぞ!!さとが選んでいるんやぞ!いいか、それを忘れんなよ!!」

わたしは、「はぁ?何言ってんの」って思いました。わたしの中に、もの凄い抵抗感が湧き起こりました。

(なんで??悪いのは、過去男の方やん。わたしのせいじゃない。)

彼は、事あるごとに「責任転嫁するな!」と何度も言ってきました。そして、責任転嫁大魔王のわたしは、堪忍袋の緒がきれて怒り狂いました…

「わたしは悪くない!!!!」
と大声で泣き叫び、喚き散らしました。

(恥… 穴があったら潜りたい。)

彼は、「主体性」を教えてくれていたのに、
わたしは、自分が責められているように受け止めてしまったのです。

しゃーない、しゃーない。その時は、そうするのが精一杯やったのだから🤍

わたしは、元彼の喝を胸に、少しづつ少しずつ主体性を取り戻していきました。

「あんたのせい」と発言したくなったら、
グッと言葉を飲み込みます。
「それを選んでいるのは、私」と
自分に言い聞かせます。
そして「わたしに、できることはないか?」を
意識するようになりました。

こちらの言葉も役立ちます。
今、思い出しました…

変えられることを変える勇気。
変えられないことを受け入れる勇気。
それを見極める知恵
ニーバーの祈り

入院時代の支えとなったノートです。
同じ時期に闘病生活された会社の大先輩に教えていただいた言葉たち。わたしの宝物です。

強さの源

もう一つのエピソードを、ご紹介します。

最近のわたしは、色んな方々から「さとさんって、強いよね。」と言われることが増えています。

強くなろうとしてなっている訳ではありません。

強く見せるつもりもなくて、むしろ情けない弱い自分も、どんどん曝け出せるようになっています。

それなのに「強いね」と言われるのは、何故?

歳を重ねて、たくさんの経験を積ませていただいたことが大きいかと思います。開き直りが上手になっている笑笑

あとは、「*不屈の精神」があるのかもしれません。

*不屈の精神:目標達成のためにどんな困難や苦悩にも挫けず、行動し続ける強い意志

人生を変えた衝撃の出来事、膵腫瘍手術。衝撃は、笑撃の連続でした… 笑うしかなかったんです。ありえないことの連続で…


笑いに変えて面白おかしく話してますけど。悔し泣きも、すすり泣きもそれなりにありました。わたくしも、一応か弱い人間です。

臓器四つ切った貼った大手術して、その翌日から、管10本以上ぶら下げて歩行訓練をするのです。お化け状態笑笑

臓器を癒着をさせないようにするための、スパルタ愛の鞭です。

目の前のことに、日々必死でした。
「今を生きる」ことに必死でした。

そうして、思うように食べられない、動けない、行きたいところに行けない… 出来ないことだらけの数ヶ月を過ごしました。

その頃、ロシアのマリインスキーバレエ団が来日していて。

それを観に行くことを目標に、入院生活を過ごしました。2万円のチケット入院前に買っちゃってたから!

点滴の針を入れたまま美容院まで、フラフラになりながら一時外出したりもしました。

痩せ細って、ポンって押されたら転けて骨折でもしそうなくらいの体力しかありませんでした。

人混みが凄く怖かったです。歩く速度も、亀のようにノロノロしか歩けなかったです。

それでも、やりたいこと・食べたいもの・行きたいところ・観たいところを希望にして、必死で入院生活とリハビリに励みました。

できていた過去の自分と今は比べないこと
今日より明日
明日より明後日
明日は必ず良くなっているから
そう言い聞かせ続けました。

自由を奪われ、そこから這い上がってきた
経験を味わうと

本気でやりたいことは、
どんな障害があろうが

試行錯誤しながら、
立ち向かって手に入れようと
するものだと思えてしまうのです。

だから、「わたしがやりたいことができないのは、あなたのせいです!」発言に対して

わたしは喝を入れたくなります。

他人のせいにしてる場合やあらへんで!!
甘えなさんな!!
あんたの人生や!!
あんたが責任持って生きていかな
どないすんねや!!

だけど、こうやって喝を入れるって、
「変えられないこと(他人)を変えようとする。
コントロール」
になっちゃいますね…

わたしは、わたしのできることに
集中しなさいってことですね。

腹を括った女は最強になれる。
流れも人も味方について。

わたしは、腹を括った女は最強を手に入れることができると思います。

腹を括るとは、「どんな結果になってもたじろがないように意を決する。 覚悟をきめる。
こと。

わたし自身は、結果にたじろぐこと多々ありますけど。

たじろいでも、前に向かって突き進み続けることを心がけています。

周りを見ても、腹を括った人は
自分自身の人生を言い訳なしに
突き進む姿を見せてくれています。

一歩づつ、一歩づつ、少しづつ
できることを継続して

いつの間にか、流れも人も味方になって
更に突き進むことができます。

わたしもそういう女でありたいです。
そういう女として生き様を示し続けたいです。

(誰に示したいんやろか??)

咲凛さと

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是非一度会いに来てみてくださいませ笑笑