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"変える"のではなく、"増やす"

新年あけましておめでとうございます。
例年の大晦日は某アイドルのカウントダウンライブに行ったりしているのですが(世間的な色々もあり)今年は家でまったり過ごしていました。

読書備忘録を資料にまとめていたら、気づいた時には年が明けていて・・・
年始一発目、ヒカルさんのYouTubeを見て、小腹がすいてクラッカーを食べ・・・あまりに代わり映えのない日常の中、2024年を迎えました。

以前に個人でもnoteを書いていたものの、数年前の自分の文章を見返したときに、その『幼さ』に嫌気がさしたこともあり一度リセット。
元から文章を書くのは得意ではないので、こういうアウトプットの場を強制的にでも持たないと、言葉が出てこない。それだと仕事上困るので、今年はもう一度思い腰を上げて執筆活動をゆるーくやってみようかと思います。
(3日坊主になる可能性が多いにありますので期待不要)

言葉は時空を超える

先日同級生と赤坂のお好み焼き屋さんで久しぶりにご飯を食べていて。
『もう俺たち40歳だよ~、もう少しで社会に出て20年になっちゃうよ』
同級生が集まれば、自然に年齢の話になるもの。

立派な同級生たちと比べると、改めて「どうしようもねえな」と自分のことを笑いながら、それでも20代・30代で変わってきたことがあります。
それは、社会人若葉マークの頃に諸先輩方から言われていた言葉が、真に腹落ちし全身に染み渡るようになったこと。

若者特有というのか、「尖っているのがかっこいい」と勘違いをしていた私は苦言を呈されることも多く、人より多くのフィードバックをもらってきた自負があります。(誇るようなことではない)

そのひとつが、

"変える"のではなく、"増やす"

当時幼すぎた私は、"変化する必要がある"といわれると、現在の自分を全否定されているような被害妄想にとらわれて、ずいぶんと反抗的な態度をとっていたような気がします。
そんな私を見かねて先輩がかけてくれた言葉がこれ。

もったいないなあ。
今君が持っている武器だけに固執せずに、新しい武器も加え続けることができれば、もっと強くなれるのに。

ゲーマー気質の私にはこの言葉が激刺さりし、今でも心に残る大切なフィードバックです。

言葉というのは不思議なもので。
その場では響かなかったものが後々ボディブローのようにきいてきたり・・・。
言葉は刺さっているが、自分の行動が100%変わるまでには時間がかかったり・・・。

先輩がくれた言葉のギフトは時空を超えて、今では私自身もこの話を後輩にすることがあります。


"増やす"と強くなり、成長する

武器が増えれば強くなります。
しかし、普通に過ごしていても、なかなか武器は増えない
経験を武器にするには、やはり『振り返り』が欠かせません。そうコルブの経験学習モデルです。

経験→振り返りによって武器を増やし、それをエンジンに成長曲線を描いていく。このプラスのサイクルを作るのが大事。

まさに、成長"増"強モデルです。

"経験学習モデル" ならぬ "成長増強モデル"


成長は"自分がしたいときに"

40歳になった今思うのは、「成長は各自が自分がしたいときにすればいいやん」ということ。

ずっと成長意欲を持ち続けるべきだ!と思っていた時期もありましたが、人間ずっと連続成長し続けるなんてことはないと思います。(もしかしたらあるのかも)

本人の気持ちが乗らないのに、周囲が『べき論』を押し付けてもうまくいきません。
私の尊敬する経営者の一人が、

努力する人は夢中な人に勝てない

ということをよく口にしていますが、成長のボーナスタイムは「したい・やりたい」と思ったとき。夢中になれるタイミングがくるまで、そんなに焦らなくていいんじゃないか・・・今はそう思うようになりました。


変化適応力とは、"増やす"を楽しむこと

VUCAの時代に変化適応力が必要~~~
という話は、みなさんにとっても耳タコだと思います。

『べき論』だとしんどくなってしまうので、

変化適応力とは、"増やす"を楽しむことだ!

くらいに気楽にとらえるのもよいかもしれません。
2024年、個人的には"増やす"ことを楽しんでいきたいと思います。

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