絵本コーナーで号泣した日
このまえのなんかモヤモヤしていた日。
やること全てほっぽらかして、とにかく色々なものをみたい衝動に駆られたので
大型書店に足を運びました。
この書店はとにかく大きくて、3棟から成り立っているのですが
たまたま一番最初に入ったのは子どもも楽しめる絵本コーナーの棟でした。
「せっかくだし見てみようかな」と思い
軽い気持ちで、惹かれた絵や題名の本を手にとりぱらぱらしてみたら…
じんわり温かい涙が止まらなくて、絵本コーナーでこんなに胸を打たれている自分にびっくり。
お話の中の主人公は、何かしらの感情や生まれつきの性格を持っていて
それは今の自分の状況、もしくは大切な家族の状況に似ていたりと、必ずどこかに接点がありました。
それが仮に自分にとってマイナスに感じられているものだとしたら
最後には
その感情や状況があっていいんだということ
いつか光が見えるよということ
を主人公が教えてくれる。
実際そんなことは書いていないのだけど
あたたかいメッセージを一気にたくさん受け取って心がいっぱいになりました。
私自身の想像力や発想力のキャパを考えると
これら絵本が言葉のみ、もしくは絵のみだったら
こんなにもたくさんのメッセージは受け取れない気がしていて…。
絵本の言葉は大体が短いけれど
その分、絵がお話の場面を補ってくれて
言葉と絵のあいだに生まれた余白が
自分と重ね合わせることを許し助けてくれているんだろうと感じました。
中にはオチが面白すぎて、吹き出してしまう絵本も多数で
気がついたら2時間近く絵本コーナーに立ちっぱなしでした。笑
子どもの頃に読み聞かせてもらった絵本は今も変わらずありました。
当時は一生懸命に絵を目で追っていて「早く次ページみたい!」と母を急かしていたような。
でも母は文章を読んだあと、しばしそのページでとまる間がありました。
今思うとあれは私に絵を見せる時間ではなくて
母自身が絵を見て何かを考えていたんだろうな。
「行き詰まったら、絵本コーナーに行こう!」
素敵な気づきを得た一日でした😌
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