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子育ての向き不向きについて

誰にでもある向き不向き、得意不得意


誰にでも向き不向き、得意不得意があるように、
子育てにも向き不向き、得意不得意はあると思います。

一般的に、女性の方が母性のある人が多いとは思いますが、
一概にそうも言えないと思っていて、
男性にもたまに母性があふれる方をお見かけすることがあります。

そして、たいていの人は子どもの頃自分が周りの人からされたように
人に接することが多いと思います。

愛されてきた人はたっぷりの愛で人に接したり
厳しくされてきた人は、何となく人にも厳しくしてしまったり。
誰しもそういう影響は多かれ少なかれあるかと思います。

子育てには体制が必要!


私はいつも思うのですが、子育てには分母が多ければ多いほど良い、と。
分母が少なければ少ないほど追いつめられやすいと思います。

何故そう思うかというと、
私自身は子どもを産んで育てた経験はないのですが、
児童養護施設の保育士として、7年間勤める間に
2歳半から18歳、19歳くらいの子どもと関わる中で感じたことです。
子育てには体制が必要だと。

(それくらいの経験で子育て語るなー!と言われそうですが
あくまで私の経験値から語りたいことを語っております)

保育士だって人間だ


保育士も人間です。
追い詰められるとイライラピリピリしてきます。
だから追い詰められないような体制が必要なのかな、と。
現に私は保育士時代、ガミガミおばさんでした。
必死過ぎて髪振り乱し、肩に、いや、
全身に力が入り過ぎていた時代もありました。

(保育士はプロとしての仕事が求められる職業なので、それぞれに高い資質が必要とは個人的には思っています。
→それにしては給料が安いとか色々あるのですが、ま、それは今回は置いといて。
あと、それぞれの組織のカラーはトップ、構成する人によって決まるかな、とも思います)

お母さんやお父さんも人間だ


子育て中のお母さん、お父さんにも追い詰められるとイライラピリピリしてしまうと思います。
また、自分が子どものころ親や周りの大人からされたように子どもに接することが多いと思います。

批判からは良いものは生まれない


子育てが苦手な人を批判することは、
目が悪い人に何で見えないんだ!と批判したり
野球ができない人に何でできないんだ!と言ったりするようなことなのかな
と極端に言うとそう思います。

子育てが苦手な人も
「苦手なので手伝って」と言いやすい
今日は子育てちょっと疲れたわ、という人が
「ちょっと助けて」と言いやすい
子育てが得意な人、もしくは余力のある人が
「いいよいいよ」と言いやすい

そんな風になると良いなと思います。

私は、批判、非難のエネルギーからはあまり良いものは生まれないような気がしているのです。(もちろん、目の前で子どもに不利益なことが起こりそうな時、プロであるはずの人がプロとしての仕事をしていないのを目の当たりにした時等は不動明王のごとく、身体が炎で包まれるような時はあります。←例えですw)


因みにこれは愛する甥っ子が描いた不動明王


だから、子どもの周辺で様々な事件が起こる時、
批判よりもその背景を見たり、具体的に体制を強化するにはどうすれば良いんだろう?と考えます。(テーマが大きいのですが)

子育てを助け合える場所でもある


私が2018年から関わっている
認定NPO法人STORIAでは
子どもの居場所を運営しています。

様々な困難を抱えた家庭のお子さんが放課後から夜まで通う居場所です。
子どもにとってプラスになるだけでなく、
親御さんにとっても、孤立感を減らす居場所になっていると思います。
子育てを助け合える場の一つにまさになっているかな、と。

居場所では、子どもたちがたくさんの人の愛を受け取って、既にそれが様々な変化を起こしていると感じます。

(ご寄付くださった方には毎月1回活動報告のメールを送らせていただいております)
(クラファンにご寄付くださったみなさまへは、クラファンが終了後、活動報告メール、現場からの声が届くようになるかと思いますので、もうしばらくお待ちください)

現在その居場所の運営を継続していくための費用のクラファンをしています。
11月18日にクラファンがスタートして15日が経ちました。
毎日本当にたくさんの方々から応援をいただき、
クラファンのページが私にはまさに愛の結晶に見えて、
毎日力をいただいています。
本当にありがとうございます。
いつもクラファンページのご寄付いただいた皆さまからのお名前、アイコン、メッセージを何度も何度も拝見しています。(ありがたくてうれしくて)

https://readyfor.jp/projects/storia_2022


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