ミニベロカラー

特注ミニベロ

漫画"弱虫ペダル"を昨年読破した。
さまざまな癖のある登場人物が出てくるたびに、いちいち感情移入してついにロードバイクの魅力にはまってしまった。

ところが何故か購入することにしたのはミニベロ、つまり小径自転車だ。

特に明確な理由があるわけではないが、折りたたみ式の小径自転車を乗り継いできたことや、そもそもちょっと人とは違うものが好きというあまのじゃくなところがあるからかもしれない。

いろいろ調べると地元にもこだわりのフレームメーカーのショップがあることがわかった。
少々敷居が高そうな感じだったが、思い切ってのぞいてみた。
オーナーは思いの外フランクで、初心者の僕にあれこれ話を聞かせてくれた。

この方にぜひフレームを作って欲しい。
そう思えた。

サイズを細かく測ってもらい、いつごろ完成するのかを伺うと、4ヶ月くらいという。

さほど急いでいないこともあり、この際"待つ楽しみ"でも存分に味わうか、と気長に過ごすことにした。

フレームの色をぼちぼち決めなければならないので、自転車雑誌なぞを購入した。

イタリアのロードバイク、 DE ROSA(デローザ)のえんじ色に見せられた。

レッドではきついし軽すぎる。
パープルほど暗くない。
そう、上品ながら強く主張する絶妙な色合いなのだ。

これにしよう!

勢い込んでショップに押しかけ、見本の雑誌を見せたが、そう簡単なことではなかった。
やはりメーカーは研究に研究を重ね絶妙な色を生み出しているため、既成のカラーパターンには近い色がないらしい。

オーナーは、「迷っている時間が一番楽しいんだよ。もうしばらく迷ってみたら」と。

で、もうしばらく迷ってみることにした。

どうなることか。

つづく

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