見出し画像

道化師

受けを狙わずにはいられない。
ナチュラルに笑いを取りに行こうとしている。
もう、それが習慣になっていて、
気付いたらやってしまっている。

相手の顔を見る。

笑ってくれているか?
リアクションはあるか?
この程度では受けないのか??

せっかくなら楽しませたい。
そして、好意を持ってもらいたい。
それを「媚び」というのかな。

上目遣いだった気がする。

人から言われて、嫌な気持ちになったが、
おそらく昔の私はそうだったろう。
その頃は、楽しませるなどといった大それた望みはなかった。
ただただ嫌われなければ、それで良かったし、

ここに居て良いと思ってもらえたら、
同じ空気を吸っても良いと思ってもらえたら、
それだけでよかった。

私を傷付けないでいてくれるなら。

あの時の自分、昔の自分に、
今の私を見せてやりたい。
傷付いたけど、大丈夫だったよ。

そして、堂々と此処にいるよ。

それどころか、誰かを楽しませたい、なんて思ったりなんかもしてるよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?