山口聡子

ときどき頭の中で思考が空回りする。ストップ!その思考、どこかへドサッと下ろしてしまおう。

山口聡子

ときどき頭の中で思考が空回りする。ストップ!その思考、どこかへドサッと下ろしてしまおう。

最近の記事

見返りってなんだ

10年来の友人と話していて、 ショックを受けた。 「だって、何の見返りもないのに、  出来ないよ?!」 彼女は、憤慨したように言って、 私は唖然とした。 彼女が「やれない」と言ったのは、 世の中を良くするために活動している、 営利団体の仕事のお手伝い。 いくら世の中を良くするためと言っても、 それをビジネスとしてやっているので、 無償というのは、確かに疑問。 私は、それに近いことを、 つまり、無償で、 常にやってきたし、現在もやっている。 自分が関われている喜びが

    • キムタクの無駄遣い

      春のドラマ、久しぶりのキムタク主演ドラマがありましたが、 なんというか、 キムタクが勿体ない。 キムタク✖️ボクシング をもっと有効に使えばいいのに、 満島ひかりとのギャップすごくて、 無理矢理くっつけるご都合主義。 というか、 これはジェラシーだと思う。 満島ひかり演じた、女性教師への。 9話打ち切り報道もあり、 確かに最終回が「約束のネバーランド」のアニメの終わりみたいになってて、 おいおい総集編かよ、まとめかよ、 とツッコミつつ観てたが、 それよりも、満島演

      • 私に出来ること

        大切な大切な人が 命の瀬戸際で自暴自棄になる。 病気より先に、自分の手で 命を終わらせようとした。 私に出来るのは、祈ること。 遠くからでも、魂に話しかけること。 なぜ、そんな過酷な仕打ちを その人に与えるのか。 本人の魂が望んだことならば きっと乗り越えられるはず。 ただでさえ、生きづらいこの世の中で 病に苦しむことは、 もしかしたら もしかしたらだけど 病や命に集中することで 他の問題から解放されたのではないか。 この病が何を気付かせてくれようとしているの

        • 受容の力の使い道

          とても仕事のできる彼女は、 話していると、私は何もかも打ち明けてしまえるような、受け入れる雰囲気を持っている。 軽い相槌を打ちながら、 適度に自分の感想をいいながら、 稀に自分の経験を交えながら、 彼女は受け入れてくれる。 しかし。 私にはどうしても、彼女を信じきれないところがあり、彼女と話す時は、9割方素顔ではあるものの、 1割の化粧を施して話している。 それは、ふんわりとした彼女の中にある、 鋭い抜け目なさを知っているから。 彼女は、私の打ち明け話さえも、 き

        見返りってなんだ

          息苦しい夢

          とても怖い夢だった。 夢の中で私は、昔の貧しい日本に生きていて、 今と同じ母と暮らしていた。 近所中がひしめき合うように暮らしているらしく、家から一歩出ると、近所の様子が見えるほどだ。 そこでは、みんな一家に一人(一匹)のヒヒを飼っているのだが、なぜだかそのヒヒを、殺してしまわないといけない命令が出ている。 そこで、皆、仕方なく、檻に閉じ込めて、 しかも、そのヒヒが横になって身動きできない空間に閉じ込め、餌を一切与えないやり方をとる。 その日、ヒヒを一度檻から出すことにな

          息苦しい夢

          夢をみた

          車を運転していた。 目指すのは、あの富士山と思しき山の方角であるが、果たしてこんな場所から富士山はあのように見えるのか、疑問である。 私のいる場所と富士山の間には、瀬戸内海か九十九島のように、美しい小島が点々と浮かぶ内海がある。 さて、どのようにあちらへ行こうか、ととにかく道を進んでいくと いつのまにか、賑やかな温泉街の門に突っ込んでいる。朱色が印象的な道である。 次の瞬間、私はその温泉街のどこかの宿に上がっている。靴を何処かで脱いだのだが、覚えていない。 その宿は、広大

          自分自身

          見てる。 じっと見てる。 一番私を見ているのは、他でもない私なのである。 一番私の言葉を聞いているのも、 私なのである。 人に聞かせたくない汚い言葉も、 一人でいる時の狡さも、 見てるし、聞いている。 狡さも汚さも、自分の一部だから ウェルカム見ないふりしない。 見たくない場所を明らかにして、 お日様の下に晒そう。 カビが生えたなら、綺麗に掃除して、 乾かそう。 そこに光を当てよう。

          感情

          そうだった。悩むのが人。 人は悩む生き物なのだ。 感情は人故に豊かなもの。 生まれる前に霊界から人間たちを見て、 早くあんな風に、 泣いたり笑ったりしたいな と思っていた(かどうか知らない ただ 恋をしている時は、辛くて悲しくて淋しくて 少しだけ楽しくて 悔しくて怒りに燃えて待ちくたびれて もう嫌だ楽になりたいと思うけど、 恋を全くしなくなってから、 恋に悩む人が羨ましくなる。 あーあんな風に泣いてるとき 実は幸せだったかも 通じ合えない切なさも 通じ合えた時

          友情

          あんなに仲が良かったのに。 私たちには、とてつもない距離ができてしまった。それが勘違いであって欲しいけれど、 おそらく、私のこういう勘は間違いなく当たる。 昔、私の方はそれほど、、でも、相手があまりにも好きになってくれるから、付き合ってもいいかな、と思う人がいた。 なのに、彼はどんどん冷めていき、、 その時の感じによく似ているのだ。 多分、私の方はゆっくりで、相手は私に熱中して、その熱が私をゆっくりあっためて、やっと私があったまりましたよ、って時には、 相手は既に冷めて

          道化師

          受けを狙わずにはいられない。 ナチュラルに笑いを取りに行こうとしている。 もう、それが習慣になっていて、 気付いたらやってしまっている。 相手の顔を見る。 笑ってくれているか? リアクションはあるか? この程度では受けないのか?? せっかくなら楽しませたい。 そして、好意を持ってもらいたい。 それを「媚び」というのかな。 上目遣いだった気がする。 人から言われて、嫌な気持ちになったが、 おそらく昔の私はそうだったろう。 その頃は、楽しませるなどといった大それた望みは

          お節介

          自分でもお節介だと思う。 気付いたこと、これを教えてあげたい! 良いと信じるものを、 必要と思える人に教えたい、と思う。 教えた相手から、返事があれば、天にも昇る。 例えそれが、断りめいた言葉であってもだ。 返事がない、スルーされることが、 一番哀しく寂しいのだ。 かまってちゃんか?! 昨日も、お節介にも、誰かの苦境に、 みんなで応援しよう、みたいな旗を振ってた。 運転中の信号待ちの僅かな時間に、 後先考えず、友人を応援するメッセージを打ち込んでいた。 やってしまった

          納得いかない理由

          流れるようなトークに乗せられて、 かなり高額な買い物をしてしまった。 その場所に行くまでは、慎重に考えようとしていたのに、 気付くとクレジットカードの暗証番号を嬉々として打ち込んでいた。 予定では、1時間の枠があるはずであったのに、 10分程度遅れて始まり、1時間にはあと10分を残すのだから、正味40分で私を送り出そうとしているのだ。 日に焼けた顔をマスクで覆いながら、 「ゴルフ焼けです笑」 おそらく、この短時間でこの売り上げを出す彼の年収の一部は、 ゴルフというお金の掛

          納得いかない理由

          祈り

          あの日、何をしていたか、 今でも思い出せる。 現地から遠く離れている私は、 国難とも言える災害を 対岸の火事として、 目の前の自分の困難にひたすら翻弄されていた。 自分の苦しみ、焦り、不安、 そういうものを全て、 東北の皆さんに比べたらなんてことはない。 そうやって、乗り切ってきた。 被災地をそのように見ていたこと、 自分と比べること、 東北の方からすれば不快かもしれないが 当時の私の精一杯だった。 今思い出すと、あの頃がどん底に見えるけれど、 必死に生きていた。

          逆輸入的なこと

          友人から相談を受けることがある。 ある友人は、自分のことを語るのに、 「◯◯さんからこう言われた」 と言うことが多い。本人は気付いているかどうかわからない。 彼女にしてみれば、信頼できる人の言葉を 拠り所にして、自分を見ているのかもしれない。 自分のことは見えにくいので、それは良い方法なのかもしれない。 私が何度も彼女の良いところを彼女に言う。 「それを◯◯さんからも言われた」 と合致した時に、初めて心に響くらしい。 私の言葉ではなく、◯◯さんの言葉と合っているので、

          逆輸入的なこと

          人生はゲームなのかそれとも

          人間の存在については、さまざまな説があると思うが、 私は、宇宙のエネルギーになるために、魂を強く鍛えているという説が気に入っている。 存在意義など関係ない、と割り切って生きられるほど、鈍感な人間ではなく、 理由がないとなかなか動けないくらいには面倒くさい人間だからだ。 生き方に倫理も道徳も、まあまあ関係なく、 やって来る課題問題に必死に向き合って、 一生を終えられれば、一旦休憩🫖みたいな 言ってみると身も蓋もなく、誰得ですか?な話なんだけど、 よく考えてみたら、損だ得だ

          人生はゲームなのかそれとも

          自分と向き合うとは

          鏡を見て、隅々まで見たとしても、 自分の後ろ姿を写真で知ると、ゾッとする。 なぜか鏡の中の私はスラリとしているが、 同じ日の写真の後ろ姿は、 背中が丸まり、モッサリとしている。 自分と向き合うことは、自分を知る上で大切なことだと思うが、 自分一人では難しいのだろうな、 とわかったのが、後ろ姿を見た時だった。 自分の本質を知るには、写す何かが必要なんだ。 それは、誰かだったり、何かの出来事だったりするのだろう。 深夜、自分の心の奥底を覗き込んでも、 見えるのは、正面から

          自分と向き合うとは