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カラスが鳴いても白鳥は動ぜず・「巳の日」

インドの慣用句。

今日は「巳の日」
ということで、
芸術や財運を司る
弁財天様に縁のある日。

題名の言葉の意味は、

分別のある人間は、
口さがない世間の陰口など、
いちいち気にしないこと

のたとえ。

かしましい下種の
うわさ話しに気をとられ、
上種が本分をおろそかに
するのは愚かである。

この対比を
カラスと白鳥に例えた。

七福神の弁財天は、
もともと芸術・学問などの
知を司るヒンドゥー教の女神
女神サラスヴァティーで、
白鳥はその専用の乗り物と
されています。

いっぽうカラスは、
卑しいものの代名詞。
気の毒な動物ですが、
星座のカラス座も
あまりいい印象はなく
描かれています。

現代は、情報があふれ
どれが真実か嘘か
迷うことばかり。
風の時代の特徴とも
聞いたことがあります。

今日は「巳の日」ということで、
そんな惑わしや迷いは捨てて、
自分を信じて!
本来やるべきことに集中せよ!
ということなのかもしれません。

ことわざ事典の1ページ読破の日課と、
巳の日の弁財天様が偶然にも一致したので、
この言葉を紹介させていただきました。


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余談資料
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口さがない……他人のうわさや批評を無責任・無遠慮にするさま。



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