美容室の新卒面接を終えて思うこと。
どうも。
エロ髪美容師、阿形聡美です。
私は表参道の美容室、NORA Journeyで髪を切りながら、株式会社NORAのwebマーケティングディレクターをしております。
サロンのブランディングとは全く関係ございませんが、個人ブランディングとして"エロ髪美容師"を名乗っております。
「生物学的に魅力的な髪型」を『エロ髪』として提唱。エロ髪の詳しい定義はこちらをご覧ください。
本日は、私の所属しております美容室NORAの来年度新卒採用面接がありました。
こんなにたくさんの美容室がある中で、NORAを選んでご応募いただき、ほんとうにありがたい限りです!!
ほんとならば、ご応募頂いた方全員と一緒に働きたいところ、、!!
ですが、こればっかりは"人件費"という、とんでもなくリアルな問題があるのです。(リアル過ぎて泣ける。)
美容室の人件費問題
当たり前ですが、人を雇うにはお金が必要です。
美容室にとってお金はどこから発生するかといいますと、、
お客様から頂く施術代です。
お客様から頂いたお金(売上)から、テナント料、光熱費、材料費、スタッフの人件費を引いて、利益が出ます。
新しい設備を導入する、新しいスタッフを雇う、ということは、この利益がないとできません。
1.無駄をなくす。
2.スタイリスト全員が稼働率を上げ、売り上げをきちんとあげて、会社に利益がある状態にする。
そうしないと毎年新卒が雇えません。
なので、「私はマイペースにやりたいので、このぐらいの売上で充分です。」という訳にはいかないのです。
せめて前年度より上回る努力はしようぜ。
そのへんは、表参道という一等地で美容師やる以上、覚悟してて欲しいところなんですよね。
面接でどんなところを見るのか。
今日はほんとにたくさんのステキな学生さん達が受けにきてくれて嬉しかったのです。
実はさらに二次面接で人数を絞らなければならないのです、、
こんなにキラキラした眼差しの美容学生の方々から、また更に人数を絞るかと思うと、心苦しくなります。
それでは、面接でどんな部分を見るかというと、、
「一緒に働きたいかどうか。」これが一番です。コミュニケーションが大切なので、話してて楽しい、とかハッピーな気分になるのはいいですね。
面接では、"アシスタント"として見るのではなく、どんな"スタイリスト"になるかな。と思って見ます。
そして、どう「売れさせようかな」とも見ます。(一応マーケティング担当です。)
「売れること」がみんな目標ではない人もいるかもしれないけど、「好きなこと」だけやって、少数にしか支持されない美容師をやられるのも、会社として困っちゃうんですよ。
売れさせたい子、育てたい子は誰かな〜ってジャッジします。
私は割と前までは、アシスタントに対して「黙って背中見てついてこい!」って思ってたけど、今の時代そんなんじゃあかんのですよ。
そんなついて行きたくなるほど自分の背中は大したことなかったしね。
だから、もっとちゃんと共育しよう。って思っています。(※共に育つという意味で、教育ではなく共育です。)
せっかくNORAを選んでくれたのだから、たくさんのお客様に支持されるスタイリストに育て上げたい。
たくさんのキラキラした美容学生を見て、彼らをたくさん採用できる環境にするために、「もっと、もっと売れよう。」って思った夜でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?