女性の敵は女性?

烏賀陽大学の内容踏まえて私の意見を書いてみようと思います。

(烏賀陽弘道さんが)
津市で新米記者として取材した時、子どもの入学式の写真を撮ってなぜかと疑問に思った。取材対象は「女性&子ども&動物」→成人男子&健常者&正規雇用者の視点である。新聞、テレビなどに情報を頼っていると、成人男子&健常者&正規雇用者向けの情報しか見えてこない。社会の主流階層が見せたいものしか見せない。

<私の見解>
ということは、新聞、テレビなどから流れてくる情報は最初から女性の視点ではない。マスメディアの情報を鵜呑みにしていたら男性の目線でしか物を考えられなくなる。女性の意見に対して、本来味方であるはずの女性が攻撃するって、ここから来るのでは?と気がつきました。
例えば、レイプ、痴漢などの事件で「女性にも落ち度があったんじゃないの?」「誘うような服装をしていたのでは?」女性からも非難の声があがる場合があります。これは男性がレイプ、痴漢しても仕方ない、そういうものなんだって前提からくる発想なのでしょうか?被害女性に対する同情、共感など少ない。男性感情を無意識に忖度した女性の意見が被害女性を更に追いつめる。男性+男性化した女性が大多数を占めると少数派の意見は消されてしまう。これでは声を上げたくても上げることができません。加害者は平然と社会生活を続け、被害者は罪の意識に苛まれて社会生活から脱落していく。これを救う手立てはあるのでしょうか?
もうひとつ。
一般的に言われている「女性は情緒不安定だから重要な仕事を任せられない=無能である」説(暗黙の了解とでもいいますか)
なぜ情緒不安定になるのか?毎月の生理によってホルモンバランスが急激に変化するために月に10日間くらいは身体に変調をきたします。月の3分の1が不調であると当然、継続して緊張を強いられる重要な仕事は任せられないとなる。
生理は、軽くすむ人もいれば痛みで動けなくなる人もいるなど千差万別。反応は人によって違う。だから同じ女性であっても理解できない人がいます。事実、私自身は軽く済んでいた(気がつかなかっただけか?)ので「お腹が痛くて動けない。」って方は理解できませんでした。
女性が声を上げても、例のごとく消されてしまう。幸いなことに、男性が大変さをわかって情報発信してくれている方もいます。そういう方々とコラボして何かイベントができるのか?

モラハラ受け歴50年近く。長い間人間関係に苦労するも自分の信じる思想(ゴール)を持ち続け、行動し続けることを実践している。弱者は知力で勝負!ディベートを学ぼう!