コーチングと和の心・わざ

現在、コーチングを学んでいます。学位や経歴を活かし、経営者・経営層向けのコーチとして活動していきたいと考えています。

まだまだ未熟なので、コーチングについて語れる身ではないのですが、学んでいると、コーチングと生け花は共通するところが多くあるのではないかと感じています。

私が学んでいる草月流の「草月五十則」の第二十六則に「いけるときほど、そばでは眺めない」という言葉があります。
いけばなをいけるとき、素材である花の美しさばかりに目をとらわれて、器との関係や空間のとらえ方が疎かになりがちであることを戒める言葉です。花を真の意味で生かすには、物理的・精神的に距離をおき見つめることが大事なのだととらえています。

コーチングも同様のことが言えるのではないでしょうか。クライアントが本来持っている能力や可能性を最大限に生かすためのサポートをするには、クライアントに近づきない「ええかげん(by土井善晴先生)」の距離を保つことが大事なのではないかと感じています。

前述の第六則には「はじめから、結果を心配しすぎぬ稽古」という言葉もあります。生け花もコーチングも、永遠に発展途上にあり、ここで完璧ということはないのではないかと思います。

未熟な身ではあれど、実践を重ねるのみであると思いますので、クライアント候補になってもいいよという方がいらっしゃいましたら、お声をかけていただけると幸いです。


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