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揺れたっていいじゃないか だってそれが今の私だもの

新潟にもやっと春が来ました。

どんよりとしたグレー色の空が続く日々から、青色を多く目にする日が増えました。

それだけで、だいぶ気分も上がっているのを感じます。

もう散っちゃっいましたが、ここ最近はちょっと目的地に行くのもあえて遠回りをして、いろんな外の色を楽しむ毎日でもありました。

この下で食べる「ぽっぽやき」が美味しいってなんの・・!


あまりに桜の色に心が動いた私は、イタ客化して「私の頭も桜色にしちゃってくださぁい!」なんて美容師さんにオーダーする始末。

鏡を見るたび「よし!さとみさんの頭も満開にしましょう!」と
イケメン美容師さんに言われたことを、思い出してはニヤつき、脳内お花見気分は絶賛継続中なのであります。




▪️3歩進んでは4歩下がるを繰り返す


前のnoteにも書いたんですけどつい最近、大きな変化がありました。

・何かを新しく始める
・挑戦してみる
・行動する

という、今までどちらかと言えば0をプラスにする作業はハードル低めにやってきました。

今回は「卒業」という、あるものからマイナスをする作業。

足すことは得意なほうでも、引くことは超苦手。

何かから引く方が労力かかると私と同じように思っている方、もしかしたらいらっしゃるのではないでしょうか?


なるべく変化がない方が安心するし、
できるだけ環境が変わることは避けたい。
胸の奥がツーンとする感じも苦手。

未だに「自分が変わればいいんじゃね?」と思い、
なぜか自分を過信して、心の声を無視することをよくやってしまいます。


だけどその結果、自分の本当の気持ちがよく分からなくなるという現象が起きてしまいました。(そりゃそーだ)


何をやりたいのかが本当に分からなくなり、

ある方には「キラキラしていた(はずの)さとみはどこへ行った!?どうした!?」なんてお言葉を頂戴したり・・

この先どうしたらいいかもよく見えず、なんか体の底から元気が出なかったり、

そんな現象がここ数ヶ月続いていました。(冬眠していた疑惑もある)



そんな現象が続いていたある日、自分の今後を考え始める、あるきっかけに出会いました。


今まで蓋をしていた気持ちに一気にメスが入る感じで、
自分の感情と向き合うのを避けてきていた分、熟成し、
かつ干からびた状態でひょっこりと現れ始めました。


やっぱり無視をしていた分、向き合うまでに労力もかかったし、
1つ決めてもその意思決定に自信を持てず、揺らぎ、また戻り、、、
ひたすらその繰り返しでした。


そんな時出てきたのが、
やっぱりまだ「嫌われることが怖い」感覚があるんだなって気づきまして。

それは昔から言われ続けていた「ちゃんとしなさい」の柵をまだ外しきれず、そのレールを自ら外れてしまうことへの”恐怖心”があるからなんだな・・と思いました。


自分の気持ちや思いを相手に伝えたり、
それでどう見られるか反応を確かめたり、
結果、人が離れることが怖いんだな〜・・

って、もう一人の自分がどこか遠ーくで分析している感覚がありました。


だけど、色々行ったり来たりしながら考えた時、

「この先どんな風に毎日を過ごし、どんな自分になっていたいんだろう?」と考え始めるようにもなりました。


そこから逆算をしていったら、
今のこの現状は「通過点」でしかすぎず、
今に囚われすぎないことも大事な気がするぞ・・とも思うように。

確かに怖さはあるんですけど、目標や目的は大事に守れるようにしないとだな・・と再度腹を括ったというか。


そんな時ベストタイミングで、
凄腕フリーランスの方は「自分が自分の一番の味方」でいて、
誰かの評価より、自己対話で自分を褒めたり認めたりしている、
とお話を伺える機会がありました。

それに合わせて、私は誰かの顔色を伺い、反応を確かめ、自分の存在価値を誰かの評価に委ねてる・・
ってことは、自分が味方でいれてないじゃん!!ということも大発見!(遅)


自分が持っていないものを人と比較し、落ち込むのももうやめたい。

だったら、相手に気持ちを伝えたり、軽やかに意思決定をしている方を眩しく感じているのを、自分だったらどんな風に取り入れられるか考えてみるのはどうかな?

ざわざわすることは、それが羨ましいことなのかもしれない。

完全にはできなくても、どこを羨ましいと感じたのか探してみたら、何かヒントがあるかもよ?


なんて、とちょっとずつではありますが、3歩進んでは4歩下がり、また2歩進むような日々を繰り返し、自分の本当の気持ちを守るために、ようやく意思決定をしました。

こんなに考えたのは、まぁそれ位自分にとっては重大なことだった・・というのもあると思います。


▪️自分なりの自走って?


もう今となっては自分の中で昇華している話なので、よくネタにしているのですが(←)
数年前旦那に離婚宣告をされた時、自分自身にげんなりしたんです。

現実を受け止めきれず、悲しい・最悪・この先どうしよう・・
って気持ちと同時に、

「うぅわっ!!私、ダンナに超縋ってたーーー!!そりゃその状況で、その態度だったら誰だって離れたくもなるわ・・まじでごめん!!」
と心の中で猛反省もしたんです。

自分がいつの間にかそうなって、悲劇のヒロインみたいになってたことに、ショックも受けました。


ずっと私は、ダンナという木にしがみついて、コアラ体制で生きていくんかいな

そう思ったら、サーっ!と青ざめて(注:卓球の方ではないです)


そこから、私の人生上でのベクトルを一気に「細く長く自走できる人になる」に定め、私生活も仕事も見直し、今に至るのですが、
(あ、このBIGイベントは必要不可欠なことだったと、今ではダンナに超感謝しています。)


ただ、この自走って意味を、かっこよく考えすぎていたことに気づきました。

自走
[名]他の動力によらず、自身の動力で走ること。

出典:デジタル大辞泉(小学館)


つい最近まで「自走する」ならば、なんでも一人で解決できるようにならないといけない!!って思い込みが発動。(でたー!)


「相談することが苦手」「一人で解決する方がいい」という方もいるとは思うのですが、


私は自己対話リハビリ中の身で、それがどちらかというと必要な人間なのに、SOSを出しちゃいけないと思い込み、誰かに力になってもらうたびに
「あぁ・・また甘えちゃった」と感じていました。

自走を強くなるべし!!とか考えていたのかな・・?


たまたま友人のnoteを読んだ時、頭を金槌で殴られたくらいの衝撃がありました。
そこには簡単にいうと「自己肯定感が低い人というのは、自分を過信しているかもだよ」と書いてあって、確かに!!!とそれも大発見でした。
(本当いつも素敵な気づきをありがとう♡)


そうだわ!なに、また過信していたのよ。
過大評価ではなく、自分を信じたいだけなのにね。


そしたらさ、人さまの手助けはあったほうがいいんじゃない?

一人では生きれないのに、何をカッコつけようとしていたんだろう。

おお・・あっぶね。また変なモードになっていたぞ・・!と。

そこで、またチューニングをして、こんな風に考えるようになりました。


20XX年まで続く、人生マラソン大会〜さとみ編〜だと例えると、

自分=ランナー
筋力も持久力もない人がうっすい底の靴で走っている。

走り出して2年目地点。結構もう「はぁはぁ」言いながらトボトボと走っている状況だとしたら・・

給水所でお水は欲しいよね。

途中で塩分欲しかったら、飴ちゃんも欲しいよね。

新潟のマラソン大会みたいにコシヒカリのおにぎりも欲しいし、

アイスの桃太郎も欲しい。

足が攣ったら、テーピングもしたいし、

「がんばれー!」って沿道の応援も欲しい。


ほらほら、私の目標は「細く長く自走できる人になる」なんでしょ?
だったら、水も食料も応援も、ありがたく受け取った方が目標達成により近づけるかもよ?


そう思い直したら「周りの人に、ちゃんとしている人って見られたい」っていう柵を優先するよりも、素直に必要な時にSOSを出しながら、ありのまま走り続けられる方を選んでみよう。


逆に一緒に走っている人に、自分のお水や食料を必要な時に渡せたり、
時には一緒に止まって、テーピングを手伝ったり、応援できる人になれたら最高だな。

あと、時には駅伝方式にして、自分が全部走らないで、一緒のチームに区画を走ってもらえたりするのもいいな。


あくまで私の妄想なのですが、ちょっと視点を変えるだけでイメージが湧いて、前に進めそうな気がするじゃん♪


「揺れてたっていいよ。それが今の柿崎さとみなんでしょ。

ありのままを受け入れて、それを見せれる人が周りにいるってむしろいいじゃん!大丈夫だよ。」


そう温かい言葉をかけてくださった、師の言葉をありがたく受け取り、
また3歩進んでは4歩下がり、そしてまた2歩進もうではないの。


自分振り子や感情ジェットコースターや・・なんて言いながら、ふと思ったのが、「確かに揺れてるけど、前より軌道修正できるようになってる」っていう亀の歩みは実感してる🐢


だからこうして振り返ると、過大評価ではなくて、ちょっとだけ進んでるって分かる。


長ーい目で見て、今日も周りの方の愛をありがたく頂戴しながら、自分のマラソン大会、頑張って走っていこうよ。


この今の生活は、自分と向き合うことが多いけど、結果自己理解が深まって楽しいな。

これだからフリーランスは簡単に諦められないし、辞めれませんな^ ^


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