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坂道路地階段


階段や路地、坂道が好き。




とっても好きな階段。
階段を上る。




この先に何があるんだろう?
とわくわくするカーブ




途中で振り返る




路地で階段で坂道・・・
たまらない。




来た道を再び振り返る。
何度来てもいいね。




小学生の時は学校から帰ってくると
ひとり自転車に乗って
よく遊んでいた公園の向こう側にある路地や
気になる町や
知らない道を探検しに行くのが好きだった。


家と家の間の細い道だからあまり人もいなくて
使う人もたぶん限られていて
こんなところにいたら
家の中から怒られやしないかとドキドキしながら小心者なのです
路地を入っていくのだけど
無事に通り抜けれたときは、ちょっと達成感?
ドキドキからの解放感?
ひとりフフっと満足感。


でも、
なーんだ。って拍子抜けしちゃう道もあるし
ここにつながってるんだ―――っ!って
小さな発見もあって、毎回楽しかった。




今も車で
この道を曲がったらさすがに路地ではない、あそこに出るはず! と曲がってみて

よっしゃっ♪ ってなったり
かえって遠回り、となったり。

そして、ドツボにはまったり・・・




ホントに車のタイヤが溝にはまってしまって
ニッチモサッチモいかなくなった時は

(携帯の充電が残り4%とか
そんな時に限って少し長引く電話がかかってくるとか
レッカー来るのに40分以上かかるとかとか)

ホントどうしようかと思ったけど

あの時助けて下さった方たち
その節は本当に有難うございました。


クリスマスイブの雪がチラホラしそうという寒い中で
ご迷惑をおかけしたのにもかかわらず
翌日お礼に伺った時も
親身になってくれることは当たり前だったかのように
私が訪れたことに逆に驚いていて。


今でも、近くを通るとその時の事を思い出します。
真っ暗な道の隅で、溝にはまってる見知らぬ変な私に
有難うございました。




急いでいても、こんな道を見つけてしまったら
吸い寄せられるように、行ってしまうかも。




カーブに弱い。




路地は好きなんだけれど
とはいえ
路地に入るときは
今もドキドキする。




夕涼みで軒先や縁側でくつろいでいる
ステテコはいたおじいさん最近はめっきり見かけないけどと目があったりしないかな、とか

お風呂に入ってお湯をかけてる音とか
石鹸のにおいとかすると
日常生活に勝手にお邪魔してしまったような
覗いてないけど、覗いてしまっているかような
そんな気になったりもするから




明らかに通る人が少ないような生活道は
入り口で楽しむだけにして

大丈夫そうな路地は、
お邪魔にならないように
息をひそめて
なるべくよそ見をしないで前を向いて歩く。



心の中で、
ごめんなさい、ちょっと通らせてもらいますね、
する。





またステキな坂道路地階段に出会えますように。





ではでは、また。



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