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【2023年家計簿の考察】生活費内訳と最低いくらあれば生活できるか考えてみた

わたしと家計簿。

子供が生まれてお金のことに不安を覚えて、2021年から家計簿をつけてきました。

木下さんのVoicyを聞いていて、細かい家計管理はいらないとのお話。

3年間レシート1枚1枚つけてきて、最近ではつけっぱなし。
自分で集めたデータを活用できていないことにモヤモヤしていました。

そこで、2024年 1月この際、思い切って家計簿をつけることをやめました。

レシートを入力する時間がかからなくなったので、これまでのデータと向き合ってみます。

変化の訪れに向けて

夫が仕事を辞めたいとか、自分も独立起業してみようか。
それともいっそ海外に移住しようか……
夫婦で話し合うことが増えてきました。

こういったことを考えるとやはり「生活を継続していけるのか」が1番の不安です。

そういうわけで 2023年の家計簿を利用して、1ヵ月あたりの平均の生活費(純生活費)と削れるだけ削ったら最低限どのぐらいの金額で生きていけるのかを文字に起こしていきます。

使っていた家計簿が費目のわけ方が独特なので一覧で書いておきます。

婦人之友社の家計簿の費目一覧
・食費
 ・ 副食物費
 ・ 主食費
 ・ 調味料費
・光熱費
・住居・家具費
・衣服費
・交際費
・教育費
・教養費
・娯楽費
・保健・衛生費
・職業費
・特別費
・公共費

婦人の友社

こんな感じで 項目が細かく分かれています。
覚えるまでは大変でしたが、 項目が分かれているからこそ、 どんなことにお金を使ったか振り返りやすいです。

費目ごとの1ヶ月にかかる費用

2023年の家計簿をもとに費目ごとの1ヵ月にかかった金額を振り返ってみました。また内訳がどんなものかも簡単に書いていきます。

副食物費 51,806円

(野菜、肉、魚、果物等の食材、お菓子、お惣菜など)

主食費 43,743円

(米、パン、麺類、外食、給食代など)

外食代だけで1年で40万円使っていました!!
1ヶ月33000円使うと年間で40万円になるから、意外とすぐ結構な金額になります。

調味料費 22,324円

(基本の調味料、ジュース、酒、嗜好品など)

コーヒー、ジュース、夫の小遣い(職業費に項目分けされる)のほとんどが酒代なので、調味料費以外のものも含むと年間50万円以上お酒に使っているんじゃないかと予想されます。
なんとなく暇だからお酒を飲むと言うのはやめようと思いました。

食費小計  117,873円

副食物費、主食費、調味料費を合わせたものです。

日本における夫婦2人と子供2人の家庭の1ヵ月あたりの食費は、一般的には5万円から10万円程度が一般的とされています。

チャットGDP

夫が 外食も好きだし、お酒も飲むことが好きなので財布の紐は緩い。
子どもまだ小さいのに、一般家庭より多いですね。
娯楽時の食事代も入ってるから、仕方ないかな〜。
自分が切り詰めてストレス感じるの嫌です。
家族や知人と細かいお金を気にしてギスギスするのも嫌だから、このまま見守ります。

光熱費 20,000円

(電気、ガス、灯油、カセットボンベ、電池など)

ガス 8500円
電気 11000円

住居家具費96,499円

(家賃や家電、電話代、水道料金、台所用品、掃除道具など)

内訳 
家賃 35,000円 社宅なので、補助が大きい。
水道料金 12,000円
スマホ代 3,000円×2  6,000円
2023年は関西から関東に引っ越してきて、賃貸ですが家の中のメンテナンスに 手をかけていました。
ビルトインの食洗機を買い替えたり、 生活基盤を整えるのに支出が増えます。

衣服費 32,559円

(衣類、靴、寝具、洗濯用品、クリーニング代など)

普段の衣服、靴に加えて、昨年は卒業式、卒園式のフォーマルな服(夫婦で4万円ほど)突発なものもありました。
まだおむつの取れてない下の子の紙パンツも年間で10,000円ほどかかりました。

教育費40,000円

(授業料、保育料、子どもの習い事、学用品、おもちゃなど)

小学校と学童など 10,000円
幼稚園保育料(延長なども)18,000円
上の子小学生ですが、 まだ習い事を1個もしたことがありません。
2024年は何か習い事を始めるかもしれませんので、増えていく費目でしょうか。

交際費15,000円

(通信、慶弔、友人知人へのプレゼントなど)

教養費6,230円

(本、大人の習い事、テレビの受信料など)

ここは使う金額をもう少し増やしたい項目です。
お酒を減らして教養にお金を回します。

娯楽費22,956円

(旅行費、遊びの費用など)

2023年もエアビーで 近くに泊まりに行ったり、 家族ではじめてのディズニーランドに遊びに行ったりしています。ただ旅行の際の食事代も食費の主食費に入れてしまっています。

保健衛生費15,677円

(医療費、衛生消耗品、化粧品、美容院代など)

病院代が月5,000円
ヘアカットも地味にお金かかりますよね。

職業費56,559円

(職業上にかかる費用、定期代、大人のこづかいなど)

夫の小遣いとして20,000円。
ほぼ夫の仕事関係のお金。
通勤代や飲食費、出張関係。
わたしがオンラインサロンに半年ほど入っていた間5,000円/月。
仕事に関係するお金ってこんなにかかってるの?と驚かされます。
他の費目に比べてもとても高い。

特別費33,171円

(直系親族にかかる費用、掛け捨て保険、帰省代、家庭事務費など)

amazonprime代月500円
掛け捨て保険代 7000円
引っ越してきて、お互いの実家が近くなったのでちょくちょく帰ってお金がかかっていますが、限られた時間ですからプライスレス。

公共費11,233円

(募金、献金、寄付、ふるさと納税など)

ふるさと納税で使ってるお金が結構かかっています。

自動車費35,840円

昨年4月は、引っ越しの時に車検切れが発見されて自賠責や車検代などに10万円ほど かかりました。
ちなみに我が家は軽自動車1台体制です。

1ヶ月あたりの純生活費合計 50万円!?

1ヵ月純生活費だけで50万円もかかると思うと、転職したり、海外移住するのは無理かもと頭をよぎりますが……

実際、本当にお金がなかったらふわふわっと使ってる金額はかなり減らせると思います。
1年で娯楽的な食事に100万円かけていたり、 現在の夫の仕事関係でこんなにお金がかかっているのかと言う事実もありますし、ちょっと贅沢しているところを削ることは可能だということが見えてきました。

ちなみに夫婦2人と子供2人の家庭の1ヵ月あたりの総合的な生活費をチャットGPTさんに聞いてみました。

一般的な目安として、日本においては夫婦2人と子供2人の家庭の1ヵ月あたりの総合的な生活費が、おおよそ30万円から50万円程度とされています。
ただし、これはあくまで平均的な目安であり、実際の状況によって異なります。

もう一つ検索。

一般的な4人家族(夫婦+子供二人)の1ヵ月あたりの生活費はおよそ29万円。

総務省統計局の統計データ「家計調査報告書(家計収支編)令和4年(2022年)

他と比べて、高めなのか?
でも、みんなそんなに細かく家計簿本当につけてるの?とちょっと、疑いたくなります。

最低限いくらあれば、生活できそうか?

生活費圧縮するとどれくらい?

食費とお酒。5万円。外食は抑えて、お酒も減らしたら可能では?
光熱費 2万円
家賃 5万円
水道料金 1.2万円
スマホ代 6,000円
教育費 3〜4万円
保健衛生費 1万円
自動車費 3万円(最悪、手放すのもあり?)
サブスクや教養に使いたいお金。交際や多少の娯楽に3万円。

◆ 家を借りて家族で暮らすなら 約25万円
◆ 実家に転がり込むなら 20万円以下

これくらいの収入でもやっていけなくはない。
実家に転がりこめば、家賃かからない。
水道光熱費、食費も下がるだろうと考えました。

生きていたら変化が訪れます。

「一体いくらあれば 生活できそうか」

これをはっきりと数値化するのは、 目の前にある視界を遮る濃い霧(不安)を1つ 晴らすことができるのではないでしょうか?

最悪、実家に転がり込んで 夫婦それぞれ10万円稼げば最低限暮らしては行ける。 これならコンビニでバイトしても稼げますよね。

家族4人で家を借りて生活していくんだったら、夫婦それぞれ13万円くらい少なくとも稼がないといけないけど、ちょっと頑張れば達成できなくは無い金額です。

夫婦のうち片方だけで稼ぐのはなかなか難しいかもしれませんが……

実際はいくらあれば生活できるのかなと言うのを記事にしてみて自分の頭の中、心もひとつスッキリしました。

なんとかなるなる!

お金をたくさんかけなくても楽しいこともあるし、未来に不安ばかり感じないで、楽しく今の時間を過ごしていきたいですね!


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