見出し画像

年金請求手続きをライフプランに活かすには?

年金請求はサクッと郵送で済ませたい?
その手もありますが、予約をして年金事務所で手続きすると年金額の試算など充実したサービスを受けることができます。
せっかく窓口まで足を運ぶならどんなサービスが受けられるのか知っておきたいですよね。

年金請求書類に同封されていたチラシ

年金請求手続きの窓口でできること

年金請求手続きの窓口では、請求受付と同時に年金額の試算がしてもらえます。窓口に加入者の年金情報を確認できるマシンがあり、その場で試算結果を出力したものを受け取れます。
「制度共通年金見込額回答票」というもので、年金額の試算結果が記載されています。在職中で年金額が減額される場合はその停止額もわかります。
通常の手続きは、この試算結果を受け取って終了です。

でも、もう少し聞きたいことがありませんか?

もしこれから67歳までいまの会社で働き続けたら年金額はいくら増える?
70歳まで働いたら?
受給年齢を繰下げて70歳から受けたらいくら?
希望すればこうした試算もしてもらえます。
回答票は年金額の記載に専門用語があったりして見方が少し難しいですが、窓口で説明が受けられるので、遠慮なく質問しましょう。

委任状があれば配偶者の年金も試算してもらえる

委任状があれば、配偶者の年金や配偶者が亡くなった場合の遺族年金を試算してもらうこともできます。
その場合は相談窓口に
・本人からの委任状(本人が署名のうえ押印したもの)
・本人の印鑑
・代理人の本人確認ができる書類(運転免許証など)
を持参することが必要です。
委任状の様式は日本年金機構のホームページからダウンロードできます。

請求手続きの時間は45分、遺族年金試算は30分

わたしが予約相談で請求手続きをした際は、老齢年金の請求手続きに45分、遺族年金の試算に30分の相談時間がとってありました。
時間としては十分でしたが、当日はやはりちょっと緊張もしますし、あらかじめ知りたいポイントを自分なりにまとめておいたほうがスムーズに相談できると思いました。

一生に一度(かもしれない)老齢年金請求手続き。ぜひ上手に利用してライフプランに役立つ情報を得ていただけたらと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?