歌が上手くなる方法
今日、仙台文学館から『小池光短歌講座 第三集 二〇〇九年度』が届いた。通販できた。
歌の上手くなる方法が書いてある。
好きな歌集を一冊えらぶ。
そのなかから一首好きな歌をえらぶ。(あまり有名でないもの)
何回も唱える。
何回も書き写す。
一週間から十日くらいほうっておく。
思い出して紙に書いてみる。極限まで粘る。
歌集と照合する。
かなり具体的な方法が分かってよかった。そういえば、短歌をはじめてすぐの頃は、ノートに何回も書いたり、唱えたりしていた。いつからか、それをしなくなっていた。また、やってみよう。
しばらく寝かせてから、歌集で答え合わせするという手法は思いつかなかった。忘れることが少し楽しみになる。忘れることで、あらたに歌と出会いなおすことができるのだ。
忘れた部分は、その歌と自分のもっとも遠い部分だろう。自分にないものの形をしっかりとらえて、埋めていくことができそうだ。