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【本について】
タイトル:「週4時間」だけ働く。

著者:ティモシー・フェリス 出版社:青志社

Q、「週4時間」だけ働くには?
A、現在地と理想の状態を明確にして、「週4時間」を実現するために戦略的に準備を行っていく

【WHY】新しいコンパスの必要性

今、誰しもが新しい生き方を受け入れられるようになっている。そして、周囲の人が人と違うことをしていても、それを許容できるようになっている。常識から外れた手法をちょっと試してもようとしたとして、犠牲になるものはほとんどない。

【WHAT】
■ニューリッチ(NR)とは

「先送り人生プラン(奴隷→貯金→リタイア)」を捨て、その代わり、「時間」と「移動性」という名の通貨を手に入れる人のこと。

「ニューリッチ通貨」は、「時間」と「移動」

これらは、芸術的、科学的な概念で、私たちがライフスタイルデザインと呼ぶもの。

■ライフデザインプラン(LD)

キャリアをいくつも積み重ねる人生プランにとって変わる考え方で、とても柔軟性が高く、今とは違ったライフスタイルを試すことができる。自分ではコントロールできない経済変動によって10年後、20年後の退職プランが水の泡になってしまうことだってある。キャリア設計に全てを捧げなくてもいい。

【HOW】
■DEAL:ニューリッチの仲間入りを果たすための4つのステップ

D(定義)
間違った常識を覆し、新しい競争に備えてルールと目標を導入すること

E(捨てる)
タイムマネージメントという考え方を捨てること

A(自動化)
キャッシュフローをオートパイロット化すること

L(解放)
全世界を舞台に夢を実現するための行動宣言

起業家は、「DEAL」の順、一般のサラリーマンは、「DELA」の順で実行する。

【定義】
■行動するか先送りするか迷ったら

1、考えていることを行動に移したときに起こるであろう最悪の事態を明確にする

2、ダメージを元に戻す手立て、あるいは、たとえ一時的で合っても、上向きにする手立てはあるか

3、うまく行きそうな結果や利益はどんなものか?一時的、長期的の両方について考える

4、今日にも仕事をクビになったとしたら、お金のことで困らないようにどんなことをするだろうか?

5、怖さから、何を先送りしているだろうか?

6、行動を先延ばししたために、金銭的に、気持ち的に、肉体的にどのくらいの損害を被っているだろうか?

7、私は何を待っているのか?

■ドリームライン≠目標設定表

目標はあいまいな欲求から明確な肯定に移る

目標は効果的であるために非現実的でなければならない

仕事が消えた後に生まれる空虚さを満たしてくれる解放後の活動に注目する

【捨てる】
■2つの真理

1、どうでもいいことを上手くやっても、それが重要になるわけではない

2、多くの時間を必要としても、その仕事が重要になるわけではない

何をやるかはどうやるかより、はるかに重要。効率性は重要だけれど、それを正しい対象に行わない限り役に立たない。

【自動化】
■アウトソーシング(アシスタント軍団を組織する:外部委託)

バーチャルアシスタントを使えば、管理の基礎を約8000円から4000ドル(約3万3000円)の費用、2~4週間のテスト期間で学べる。(ボスになる準備)

ー委託基準ー

与えられたアクティビティ→これを楽しんでやるか?(イエス・ノー)

→イエス:カレンダーやアクションリストへ
→ノー:収入は発生するか?(イエス・ノー)

→イエス:アウトソーシング可能か?
→ノー:これは義務か?(イエス・ノー)

→イエス:アウトソーシング可能か?→イエス:アシスタントを雇う
→ノー:捨てる

*捨てられるものは自動化しない。自動化できるもの、合理化できるものは委託しない。

なぜなら、自分の代わりに他の人の時間を無駄にしてしまうから。

【解放】
■オフィスから脱出する:束縛から放たれるために

1、リモートワークがビジネス上メリットを生むことを示す

2、その要求を拒むことの代償は、あまりに高くつき、ひどい痛手を伴うことをわからせる

ステップ1、投資を増やす
ステップ2、リモートワークでは成果が増えることを証明する
ステップ3、数字で示すことができるビジネスメリットを準備する
ステップ4、取り消し可能なテスト期間を提案する
ステップ5、リモート時間の拡大

【WHAT IF】

人生先送り派:自分自身のために働く
ニューリッチ:自分のために他人に働いてもらう

人生先送り派:働きたい時に働く
ニューリッチ:働くのが目的で働くことはしない

人生先送り派:手に入れたいと思うものを全て買う
ニューリッチ:やりたいと思うことを全てやり、なりたいと思うもの全てになろうとする

そのために必要なツールは手に入れるが、そのこと自体が目的や成果にならない。

【響いたメッセージ】

■現金に執着するのは、骨折り損でしかない。
■お金の実用的価値は、自分でコントロールできるWの数に応じて何倍にもなる。「何を」What「いつ」When「どこで」Where「誰と」Who
=「自由の掛け算」
■大衆受けするものは、大抵間違っているーオスカー・ワイルド
■人と違っていることがより効率的で楽しく思えるようになったら、ますます優位になる。
■ピッタリのタイミングなんてない。(重大なことを決める時には、タイミングなんてどうでも良くなる)
■「現実を見る」とか「責任がある」人間になってしまって、自分の望む人生から遠ざかっていないか?
■「義務」でやっていることが、平均以下の結果しかならないのがわかっているのに、他の可能性を試さないで後悔していないか?
■行動がいつも幸せを運んでくれるとは限らないが、行動なしの幸せはありえないーベンジャミン・ディズレイリ
■人は不確実性の向こうに不運を見るのだろう。
■人生は小さく生きるには短すぎるーベンジャミン・ディズレイリ
■自分自身のためにも、そして他の人たちのためにも非常識な決断の習慣を身につける必要がある。
■独自の思考をしなさい。チェスのピースになるのではなく、プレイヤーになるのだ。ーラルフ・シャレル
■防御は最大の攻撃だ。ーダン・ゲイブル
■人はそのまま放っておけるものの数により、豊かになる。ーヘンリー・デイビット・ソロー
■慎重さとは、リスクを回避することではないーマキャベリ「君主論」

【学び】

ニューリッチになるためには、戦略的なライフデザインが必要で、そのためには適切な準備が必要。誰でもニューリッチになれる。

【アクション】

まずは、「DEAL」の「D」から考えるて、「現在地」を把握する

1、考えていることを行動に移したときに起こるであろう最悪の事態を明確にする

2、ダメージを元に戻す手立て、あるいは、たとえ一時的で合っても、上向きにする手立てはあるか

3、うまく行きそうな結果や利益はどんなものか?一時的、長期的の両方について考える

4、今日にも仕事をクビになったとしたら、お金のことで困らないようにどんなことをするだろうか?

5、怖さから、何を先送りしているだろうか?

6、行動を先延ばししたために、金銭的に、気持ち的に、肉体的にどのくらいの損害を被っているだろうか?

7、私は何を待っているのか?


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