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発達相談の旅〜もうどうでも何でもいいよ

登園7日目となりました。今日はしぶしぶとバスに乗って行った息子です。

昨日、2日連続で幼稚園から電話が来ました。トイレのこと。

息子は、プレ幼稚園の時も、頑なに幼稚園のトイレには入ろうとしませんでした。

家に帰って慌ててトイレに駆け込む感じ。いつもと違う場所では、リラックスできないのでしょうか。

でも、幼稚園の以外の外出先では、普通にできるのだけど・・

先生からの電話は、「パンツがきつそうで、用を足したがらない。もちろん理由はそれだけでじゃなさそうだけれど」との電話で、

家での様子などを聞かれた。

あぁ、本当に気にかけていただいてるんだな、とありがたかった。


今日は、2日前の記事の続きを書こうと思う。

これ。

1.まずはNPO相談窓口へ

妹に、指摘されてから、私は夜な夜なネット検索をしたり、関連本を大量に読んだ。なるほど、思い当たる節がいくつも、いくつも・・・。

読んだ本の全てに、不安でいるなら相談窓口へ、との記載があった。

勇気を出して、まず私が連絡を取ったのは、市のHPで見つけた、発達障害の子供を持つ親たちが行なっている、NPO法人の相談窓口だった。

そこで、私は息子の気になる特性を紙にまとめたものを見てもらった。

(今、読み返したけど、この頃本当に頭がおかしくなりそうだった。両親には、しつけのせいだ、親の責任だと言われ、周りの目も気になって、本当にきつかった。内容についてはまた今度、ゆっくり書きます。)

「私の娘によく似ています。」

「お母さん、今までよく頑張りましたね。」

涙目になりながら、その女性と話した。


2.次に専門医療機関へ

その後、診療小児科、発達外来のある病院へ。

初診は、NPOの時と同じ紙を渡しただけ。次回発達検査をしましょうと言われる。

2回目。今日は混んでいるので、また別の日に来てください。

3回目。発達検査。(それでいいの?と思う箇所がいくつも、、、)

4回目。結果を伝えられるかと思ったら、特に何もなし。癇癪の漢方薬を処方される。

5回目。診断書は必要ですか?と聞かれる。時間がかかるらしい。

6回目。診断書をもらう。???もう行くのやめよう。


発達検査をして、凹凸があると言われ、癇癪の漢方薬を処方され、診断書も出たが、はっきりと何かを言われたわけではない。診断書って、診断名が書いてあるわけじゃなかった。いてもたってもいられず、この子は自閉症スペクトラムなんですか?と訪ねても、う〜んでも言葉は出てきたしねぇ・・とかなんとかはぐらかされる。どうやら先生は、他の子供と私の息子がごっちゃになっているらしい。

家から近い病院でもないし、もう通うのはやめようと思った。


3.市役所内の相談窓口へ

ちょうど、通院している間に、自宅に市の子供相談員が訪ねてきた。未就園児のいる家庭を回っているとのこと。昨年引っ越してきたし、母子家庭だから、というのもあるのかな。

「何かお困りのことはありませんか?」

私は、市のHPを見てNPO法人を訪ねたこと、プレ幼稚園での息子の様子などを伝えると、市役所内にある相談窓口を案内された。

そして今度は市役所へ。

結論を言ってしまうと、

「傾向があります。」

「もうすぐ3歳児健診があるので、そこで相談してみてください。」

ここでも、どうにもモヤモヤがなくなることはなかった。

この頃、もう相談することにも疲れてた。

でも不思議と、人に聞いてもらえていることで、良い意味で、

『もうどうでもいい』

なんて気持ちも生まれつつあった気がする。


4.やっと3歳児健診

そして3ヶ月健診。

全体の健診が終わった後、個別相談を受けた。

そしてここでも「傾向があります。」

「1階で発達クリニックの予約をしていくことをお勧めします。」

促されるまま、クリニックの予約へ。待ちが長いとは聞いていたけれど、

予約が取れたのは半年以上先。1月の健診時で7月になる、とのことだった。

だから現在は、この順番を待っているところ。


5.最後に療育センターへ

このまま順番を待とうかとも思ったけれど、さすがに半年は長い。

相談窓口のある、市の療育センターへも足を伸ばしてみた。

初日から、パニックを起こしたが、さすが臨床心理士さん、こなれたものだった。

発達検査もしたが、まだ年齢が3歳というのもあって、正確な結果が出なそうなので、後日必要であればまた改めて、とのことだった。

ここでも「お母さん、大変でしたね。」と言ってくれて、心が少し落ち着く。

息子は、言葉や知能の発達には遅れがないようで、一番私が気になっていることが、集団行動や社会性に関すること。

幼稚園が始まっていないので、まだやってみないとわからない、ところが大きい。そのため、ここでも様子を見ましょう、ということになった。

集団生活が始まって、どうしても困難な時は、改めていらしてください、ということでした。


療育センターの帰り道はこんな気持ちだった。

もうどうでもいい、何でもいい、誰にどう思われたっていい。

この子は私のたった一人の愛しい息子に変わりはないのだから。


今の気持ち

たくさんの本を読んで、いろんな人に話を聞いてもらって、

そんな風に考えられるようになってから、息子の困った特性は、少しおさまった気がします。

この子に合った対処法、というのを、自分自身で試行錯誤しながら、試してきたのもあるのかもしれない。


私は、できる限り息子の個性を、良いところを伸ばしてあげたい。

だから、幼稚園に馴染むこととか、療育を受けることには、正直抵抗がある。

でも、息子自身が、無理や我慢をせず、楽しい!って通ってくれるならそれがベスト。


今日もそろそろお迎えの時間だ。





私と8歳息子の、生きるパワーとさせていただきます😊 ・息子の偏食費🍚🍖教育費📔🖋 ・活動に必要な機材や備品・管理費等 心から、感謝します。ありがとう♡