『カモのネギには毒がある』5巻のネタバレになるので、まだ読んでいない人はご注意ください。

32話日本経済の未来で出てきた国について調べてみた。
その国とは、ヒント　A日本の明治維新とほぼ同時期にこの国は国家統一されてたがそのあとは日本より早いスピードで経済成長し昭和初期にはこの国は世界5位の富裕国になっていた
B　首都である街は別名その美しさから「第２のパリ」と呼ばれている
C　世界で唯一先進国から途上国に転落した国である

ヒントCがかなり衝撃でした。
答えは「アルゼンチン」
この国が未来の日本になりえるとこの漫画の中で言われているのだ。

首都はブエノスアイレス
1816年にスペインから独立。そのころ日本は江戸時代で浮世絵が流行りだしたころ。まだまだ平和。
国土に恵まれており、農業（穀物・畜産）で財をなしたが、政治が安定せずすぐに没落した。また、2007年に世界初の女性大統領が誕生したのもアルゼンチンである。ただ、夫のキルチネル大統領がなくなったため、副大統領だった夫人が大統領になったそうだ。
ジェンダーギャップ指数も日本は125位に対し36位と高め。
教育面や政治面においての指数がかなり高め。ちなみに日本は政治面でのジェンダーギャップは世界最下位ね笑

アルゼンチン基礎データ｜外務省 (mofa.go.jp)
ar_2107.pdf (jetro.go.jp)
WEF_GGGR_2023.pdf (weforum.org)
参考データ

ジェンダーギャップは未来の日本としては良いが、経済・治安面が壊滅的だ。
「アルゼンチン治安省統計に基づく2019年のブエノスアイレス市での犯罪発生率を東京都と比較すると、殺人約4倍、傷害約20倍、窃盗約40倍、強盗では約2,000倍にも達します（人口10万人当たりの発生件数の比較）」漫画の中でも同様のことが語られている。

海外安全ホームページ: 安全対策基礎データ (mofa.go.jp)

いろんなサイトを見たが、結局Youtubeにいい動画があった。
https://youtu.be/S5HiqwCt2os

未来の日本もインフレし、デフォルトに陥り、犯罪が増えていくのだろうか。次巻を楽しみに待ちたい。