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埼玉県見沼田んぼの写真撮影

埼玉県のさいたま市と川口市にまたがる広大な緑地の総称が見沼田んぼです。見沼田んぼという固有の田んぼはありません。芝川や東西の見沼代用水、田んぼや畑、雑木林、公園、寺社などがあちらこちらに点在しています。

見沼田んぼの写真撮影場所

・桜橋周辺の田舎風景
・総寺院周辺の雑木林や竹林
・芝川第一調節池の朝霧や野鳥の風景
・氷川公園の池や桜
・見沼自然公園の池や水生植物
・見沼自然公園周辺の畑や民家
・加田屋新田の田んぼや案山子や彼岸花
・北宿大橋からの芝川の日の出
・芝川の菜の花
・さいたま新都心と田んぼ風景

桜橋周辺/2022年11月2日/FUJIFILM X-T4 + XF16-55mmF2.8 R LM WR
総寺院周辺/2021年3月26日/FUJIFILM GFX 50R + GF32-64mmF4 R LM WR
芝川第一調節池/2019年11月17日/FUJIFILM X-H1 + XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR


見沼田んぼにはシンボルとなるような風景があるわけではありません。また、すごい自然現象によく出合える撮影ポイントがあるわけでもありません。なので、どこを訪ねていいか何を撮っていいか最初はわからないでしょう。

でも、撮影が難しいおかげで、自分の感覚で被写体を探す力がつきます。その理由は、例えば、富士山のような明確な被写体が目の前にあるとどうしたって富士山を写してしまうと思うのですが、見沼田んぼのように明確な被写体がない所では歩いて動いて観察して心に響く風景を自分で見つけ出してシャッターを押すしかないからです。普段はあまり写すことがないような、花や生き物など小さな自然から、ビニールハウスや鉄塔など人工的なものまでが被写体になることがわかります。見沼田んぼの撮影をしていると独自の視点が育まれます。すごい写真はたくさん撮れないけど、いろんな写真がたくさん撮れます。だから、気に入る場所だって見つかり、撮影は楽しめます。

そんな見沼田んぼで、WS「里ほっと」仲間たちはワークショップがあっても無くても足しげく通って思い思いに撮影を楽しんでいます。

ところで、もし公共交通機関を利用して見沼田んぼに行きたいと思ったなら、JR武蔵野線の東浦和駅で下りて芝川に架かる桜橋を目指すといいでしょう。運動場を越えると、周辺にはだだっ広い田んぼや畑が広がっています。途中の竹林が確認できたら美しいので是非とも寄ってみてください。武蔵野線の貨物列車も絵になります。発見を楽しまれてください。

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