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映画「Winny」が5年の時を経て、ようやく公開準備が整いました。

こんにちは、フルハシです。
この度、約5年前に私が企画し映画祭でグランプリを獲った映画「Winny」の第一報解禁とティザービジュアルが公開されました!!!


かれこれ5年近く前なので、そもそもフルハシが何をやっていたのかは以下の記事をご参考頂ければと思います。(本当に長かったです。。。無事に撮影が終わり本当に良かった。。)

Winny事件についても、ご存じの方も多いと思いますので説明は省略しますが、金子勇さんという一人の天才技術者の逮捕・裁判の奮闘を描いた作品になります。

映画を撮ろうと思ったきっかけ

2018年にCAMPFIRE映画祭(もう開催していないかも)というイベントがあり、何か出してみたら?という友人からのゆるいお誘いがスタートでした。
元々映画は観るだけで作ったことも専門学校を出たこともなかったのですが、当時起業して事業ばかりに没頭していて、仕事以外で何か自分の作ったモノを残せたらいいなとぼんやり思っており、始めることにしました。
ただ、いざ始めてみたらあまりにも想定外のハードシングスだらけで、正直に言ってもう二度と映画製作はやりたくないです。笑
※本件におけるハードシングスはVoicyで配信しておりますので、副音声としてお聴きください。

Winnyが目指していたものとWeb3

前置きが長くなりましたが、Winnyを題材に選んだのは「出る杭が打たれない世の中に」という理由からでした。新しい分野で挑戦する人たちが少しでも報われるように。と今でも思っていますが、取材や撮影を通じて

「金子さんとその周りをサポートした方々の生き様をちゃんと残したい」

という想いがどんどん強くなっていきました。当時の2ちゃんねるで裁判費用をクラウドファンディング的に集めたり、100万人以上のユーザーが使うサービスをほぼ一人で開発し、フィードバックを掲示板で聞いたり、そもそもP2P技術が使われていたり。。。と、どこか今のWeb3関連プロジェクトに近いものを、勝手に重ねてしまいます。
実は金子さんは、
Winnyのアップデートで「デジタル証券」、コピーできないコンテンツの流通と二次流通時に著作権ホルダーに還元される仕組み(今で言うNFT的なモノと勝手に結びつけます)を作りたいという想いがあったそうです。

※詳しくは1つ目の記事後半をご覧ください。
※2つ目の記事は、アーカイブは残っていませんでしたが、貼っておきます。

(そして私自身はたまたまNFTで起業しており、こちらも勝手ながら「connecting dots」を感じております)

ただ映画の題材としては著作権や警察の話も出てくるため、劇場公開が本当にできるかどうか、制作陣の急遽変更など、この5年間とにかくHard Thingsが多かったです。
それでもなんとか劇場公開まで辿り着けそうなことが、今は少しホッとしています。無事に上映されますように。

この映画は起業家、エンジニア、何かに挑戦しているといった方々(勿論そうでない方も)に全力で観て欲しいと思っています!!

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