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「ライターになる」と父に伝えたら

「この記事、私が書いたんよ」

お酒を飲んで陽気な父に、
スマホの画面を見せながらそう伝えた。

「はい?いきなり何なん😂」

ケラケラと笑う父は、もちろん何のことか分かりません。

先日、お盆休みを利用して2日間実家に帰っていました。
その中でのワンシーンが先ほどのくだり。
家族で食事中だったのですが、なぜか急に
「今なら言える!!」
と思い、父にライターを目指していることを告白しました。

今まで大学にも専門学校にも通わせてもらい、専門性を学んだはずの私。
なのに大学・専門学校で得た知識とはまったく関係が無い事務職員として現在働いています。

そして経験も馴染みもないライターの世界に、これから飛び込もうとしている。

突飛なことを繰り返してきた私を知っている父だからこそ、
「まーた変なこと言いだしてからあんたは!」
と怒られるに決まっていると思い込んでました。

でも返ってきたのは予想外の一言。
「ほう、そうね。旦那さんと話し合って頑張りなさい😊
でした。

(あれ??怒られない??盛大に怒られる予定だったんだけど…??)

私「怒らないの???」

父「怒らんよ!もう大人なんだから。旦那さんがオッケーならそれで良い」

な~んだ。
全然大丈夫じゃん。

安堵の気持ちで腰を抜かしそうになりました(笑)

でも一番嬉しかったのは、その翌日。
親戚で集まって食事をしていた時のこと。

またもやお酒で陽気な父はアツい男に変身。
(↑こういうとこ私似てるな)

「最近の若い子はやりたいことがある子のほうが少ない。やりたいことがあるのは良いこと。やりたいことは絶対にやったほうがいい」

と、ライターを目指す私のことを嬉しそうに自慢してました。

「おいおい、恥ずかしいからやめてくれよ…(笑)」
そう思いながらも、私を肯定してくれる父の優しさにちょっぴり感動しました。

家庭の中で一番怖くて、強くて、絶対的。
だけど誰よりも家族想いで愛情深い。
それが私にとっての父です。

父が「頑張れ」と応援してくれるなら、
私は絶対に頑張れる。
というか頑張るしかない。
そう思います。

もう結婚をして家を出た身ではありますが、
改めて家族の大切さに気づけた帰省期間となりました。


最後に

ライターになることを母にだけカミングアウトしてたと父に伝えたら、
「また俺だけ置いてけぼりか😩」と寂しそうでした。

今度からは父にもきちんと報告しようと思います😉笑

おしまい!



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