「あの日から。47」

2015年12月18日の朝だ。

前日17日の夜は、母のオペの日程も決まり、精密検査も終わり、それぞれが思う事が多かったとは思うけど、とにかく、私たち夫婦は、何もかもが上手く進んで行くと信じていて、ホテルに戻り、いろいろな話をしながら、それぞれの細かい仕事をして休んだ。当時、本当に食欲のなかった私だが、夫はいつも私に

「食べないとやられるぞ」

と言い続けて、高カロリーの物を自分も食べ、私にも進

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【勝手にあとがき】冬の水槽【短編小説】【眠れぬ夜の奇妙なアンソロジー201908】

自分で書いた小説を勝手に解説します!
ネタバレありですが、その点を理解していただけるのであれば、本編をあとで読むかもしれないけど先に解説読んでみたいという方、とりあえずこれだけ読んでみようかなという方、大歓迎です!!

この作品はムラサキさん主催の企画【眠れぬ夜の奇妙なアンソロジー201908】に参加するため「水槽」をお題に書いた短編小説です。

本編はこちら↓

≪注意≫ ここから先はネタバレあ

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圧倒的“父性”!あたたかさに満ちたラジオパーソナリティ、パパ丸山さんをローンチ! #Voicy

パパ丸山さんをご存じない!?

あなた、アレよね~!?

突然いったいなんのことか、さぞ驚いたことでしょう。きちんと説明しますね。

ネットラジオサービスVoicy内に、
『毎日7分ITパパニュース』という番組があります。

この番組はパーソナリティのパパ丸山さん(@papa_news_yuich)が聴くだけでエンジニアになれる!をコンセプトにダジャレを交えて楽しくIT業界の解説しています。毎日更

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朝日が差す六畳間に心が寝違えてしまった男が一人

僕の部屋は二階で一回のリビングでは既に生活音が響いており家中が朝を迎えていた。

眠い目を擦りながら輝かしい朝日を背中に受けて僕は目覚ましが鳴るよりも早く部屋を出た。リビングに入ると真っ先にコーヒを焙煎した。これは毎日のルーティンで、これを忘れると一日は始まらない。そのぐらい僕にとっては重要であった。

「おはよう!!」

今日初めて僕の口から出た大切な言葉は、

なぜだろう誰にも届かなかった。

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常識とか当たり前とか

今まで生きてきた中で色んな常識、当たり前が構築されてきた。高校までは周りも似たような感じだったから普通だと思っていたけど、進学して少し世界が広がるとそれが普通ではないことに気づいた。

それで、父の言葉を思い出した。

当たり前を当たり前と思わない。

中学の頃、親の職業インタビューという総合の授業の為に父にインタビューした時聞いた言葉。

それが頭に浮かんだ。

当たり前だと思っていると大切にし

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相手の気持ちなんてわからない!それでいいの?

おはようございます!
早速なんですが、ここからは愚痴です

昨日、仕事の打ち合わせから帰ってきたら父親と兄が家出してました。

わぁーおびっくり

姉になにがあったか聞いたところ、父親が暴れたと。

暴れた内容を整理すると

なんで俺が稼いでるのにこの家は金がないんだ!

妻が倒れて、俺に迷惑をかけてる!

俺だけが世間に頭を下げてて、お前らはなにもしてない!

誰も俺の気持ちを考えてくれない!

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「あの日から。46」

2015年12月17日 

母のオペ前の検査が終わり、かなり遅くなってしまったが父を預けていた、デイサービスの施設で、父を引き取り、とにか、実家に帰宅して、父 母 妹を置き、妹には、母のことを頼み私たち夫婦は、ホテルにチェックインした。

実家、家族の事も気になったが、私たちは、私たちの仕事があり年末までには、やらなければならない仕事があった。ホテルに戻って、それぞれが、それぞれの事をしたかったが

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【短編小説】冬の水槽【眠れぬ夜の奇妙なアンソロジー201908】

この作品はムラサキさん主催の企画【眠れぬ夜の奇妙なアンソロジー201908】に参加するため「水槽」をお題に書いた短編小説です。

文字数は3500文字程度です。
短い作品なのでぜひ読んでみてください!

あらすじ

息子を妻の実家に預けるために、家族3人で飛行機とバスを乗り継いで真冬の北海道北見市を訪れた。義父と義母に連れられて向かったのは……。

ここから本編です。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

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父の腕時計

『お父さん、時計してくれてるね!』

私と兄で企画した両親の金婚式祝いの旅行に、父は私がプレゼントした腕時計をしてくれていました。
その時計は、私が社会人になった年、感謝の気持ちを込めて父にプレゼントしたものでした。父が欲しがっていたメーカーの腕時計で、プレゼントした時は喜んでくれましたが、その後はあまり付けているのを見たことがありませんでした。

『やっぱりもっとゴツいタイプの時計がよかったかな

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親父のキモチ

ー変わらぬ性格と新たな境地

父親が誕生日を迎えた。おめでとうとメールを送ると返ってきた言葉は「ありがとう。ただ、この歳になって誕生日を迎えるということは1日1日、寿命が縮まるということだ」。さすが、わが親父。幾つになっても、一言多いところは変わらない。

ありがとうと言えば、それで済むことなのに、それだけで済まさないところは齢を重ねても変化がない。かつて母に「余計なことは言わないように」とたしな

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