統合失調症患者のコンサータ服用がヤバい理由

noteやX上で統合失調症なのにコンサータを服用している人をけっこう見かけるようになりました。

しかし普通の精神科医であればこれがいかに危険な処方なのかわかるはずであり、禁止されている処方のはずです。

今回はその理由について詳しく解説していきたいと思います。

統合失調症はドパミン過剰によって起こる

そもそも統合失調症は脳内のドパミン過剰によって起こると言われています。諸説ありますが、現在の医学ではこれが最も支持されている説です。

ドパミンが脳の中で過剰になっている状態とストレスがかかっている状態が複雑に絡み合い、統合失調症は発症すると言われています。

症状としては、幻覚や妄想、思考や行動のまとまりのなさ、自閉、意欲低下、認知機能低下などの症状を特徴とする、慢性の病気です。

慢性の病気なので寛解に至る可能性はかなり低く、一度発症すると一生付き合わなければいけない病気と言われています。

コンサータを服用してはいけない理由

では統合失調症患者がコンサータを服用しなければいけない理由はなんなのか。

それはコンサータが脳内でドパミンを増やす作用があるからです。

今の日本で処方されている中でドパミンを増やす作用のある精神薬はいくつかあります。その代表的なものがコンサータやエビリファイです。

さっき統合失調症の原因が「過剰なドパミン」にあると書きましたが、コンサータの摂取によってこれと同じような状態が再現されてしまう可能性があるのです。

実際にnoteユーザーの中には、コンサータに対して過敏な体質を持つ患者が、ADHDの治療でコンサータを処方されて、結果的に統合失調症と同じような症状が現れてしまった人がいます。

くわしくは忘れましたが、コンサータを女子高生か女子大生の時に飲んで統合失調症のような症状が出てしまったと書いてある記事がありました。

たしか1ヶ月くらい前だったのですが、どの記事かは忘れてしまいました。

統合失調症患者でコンサータを飲んでる人が書く文章は支離滅裂

noteにも統合失調症なのにコンサータを処方されていて、文章を投稿されている方がいます。

具体的に誰かは言いませんが、「コンサータ 統合失調症」などの検索ワードで検索をかけてもらえばだいたい上位に表示されるようなユーザーの方です。

その人が書く文章はかなり支離滅裂で、言ってることがはちゃめちゃなのです。

普通の人が書く文章というのはある1本の筋が通っていて、話題がそう簡単には変わらないものです。

というか1つのテーマに沿って1つの記事を書いているので、テーマが1つの記事の中で変わらないはずです。

しかし、そのユーザーの方の書く文章は、1つの記事の中でもテーマが5つ以上出てきてしまって、果たして何を言いたいのかがはっきりしません。

ここからは私の個人的な感想ですが、統合失調症が完全に治っていないのではないかと思います。

もともと統合失調症は治りにくい病気で、一生付き合っていかなければいかない病気ですが、見ていてあまりにも痛々しいのでこちらの記事に書きました。

統合失調症を患っていて、コンサータを処方するような医師にあたったときは明らかに医者ガチャ外れなので医者を変えることをお勧めします。

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