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noterに捧ぐ ビッグアイディアであなたの文章が激変する

今日も良い1日だね。

こんにちは。
さとるだよ。


色んな仕事をしているんだけど、文章を書くコピーライティングの仕事は私のど真ん中にある。

今は有名な起業家の影武者的なライティングをしたり、セールスレターを書いたりと書く事が仕事。

セールスライティングを書くプロセスはコンサルティングしてるのとほぼ変わらないんだよ。

商品サービスの良い部分を探したり、メリットとベネフィットを明確にしたり、ライバルを分析したり・・・

でも、事実をつらつらと並べても、なかなか読まれないというのも事実。

そのために必要なのが「ビッグアイデア」と呼ばれるものなんだ。

まぁ、簡単に言えば「ありきたりを面白く見せる」みたいな感じかな。

ビッグアイディアはセールスライティングだけの考え方ではない。知っておくと仕事でもプライベートでも役立つと思うんで是非、最後まで読んでみて♪



まずはビッグアイディアとは?

そもそもなんだけど、あなたはビッグアイディアという言葉を今まで聞いた事あった?

いや、知らなくて当然だよ。実は私もコピーライティングを学ぶまでは知らなかったんだからさ。

調べてみると「ビッグアイディア」というのは伝説のセールスライターであるデビット・オグルビーという人が使った言葉らしい。

本屋さんに行ってビジネスのコーナーの広告の売り場に行けば必ずこの人の本があるよ。

オグルビーは

「ビッグアイディアがなければあなたの広告は暗闇に浮かぶ船のようなものだ」

デビット・オグルビー

と言ったそうだよ。つまりビッグアイディアのないコピーライティングは何の意味もなさないという位に大事だという事。

まぁ、これだけではピンとこないかもしれないからさ、少し例を出してみるよ。イタリア料理を例にとってみるね。


1、新しいイタリア料理店オープン!

2,あなたがこれまで食べてきたイタリアンは本物かどうか自信がありますか?


この2つのコピーであなたが興味を持つのはどちら?私は俄然、2番のほうに興味を持つな。

興味をもつのには理由があるんだ。それはまさしくビッグアイディアの要素が有るか?無いか?

ただ単に商品の説明をするだけではお客様は興味を持たないからさ。

興味をもってもらうためにお客様に「少し考えてもらう」という言葉のフックをかけているのがこの文章のビッグアイディアという訳。

このように商品ではなくお客様の心にどこか引っかかりをあえて作り、その答えが知りたくなったり、自分だったらどうしよう?と考えたりさせることがビッグアイディアの役割の一つなんだ。

ただ真面目に商品サービスの説明をするだけではビッグアイディアにはならないし、そもそも売れる可能性が減るよね。

でも、この視点で広告やセールス文章を読むとさ、ビッグアイディアが無いものが多い事に気がつくと思うよ。


ビッグアイディアを得るには?

どう?少しはビックアイディアに興味が出た?もし、出てなかったら私のビッグアイディアが足りてないかも(笑)

私のようなコピーライターは意識してそのビックアイディアの練習をするんだ。

でも、残念なのは確立された習得方法があって、その方法に従えばビックアイディアが作れるという訳ではないんだよね。あくまで自己流かもしれないね。

ここがビッグアイディアを難しいものにしているのかもしれない。

次は私がビッグアイディアを見つけるためにやってきたことを少し紹介するよ。


本を読む

まずは本を読む事がスタートかな。すべての始まり。

でも、本を読むといってもビジネス書や実用書ではないよ。あれは受験の参考書を読んでるような味気ないものだからさ。

読まなきゃいけない本はとにかく「ストーリー性のあるもの」一択だね。だから小説などを読むのがオススメさ。

なぜかと言うと、ストーリーはその「物語の中に自分を投影させて考える」練習にうってつけだから。

知ってのとおり、小説は予想外の展開が確実にあるよね?それをしっかりと味わってさ、自分なりの切り口で予想する・理解をするクセをつけるのが肝心。いずれビッグアイディアにつながる可能性が高まる。

映画を観る

これもさ、本を読む事に似ているんだけど、映画を観ることで主人公になり切ったりさ、映画の世界に入っていくじゃない。自然と。

その感覚を身体に覚えさせてほしいんだよね。一体、どの時点から作品に没入したのか?その瞬間がビッグアイディアかもしれないよね。

また、自分ならどんな仕掛けをするか?どんなストーリー展開にするか?どんな役者を使うか?と監督になった気分で映画を観るのもオススメさ。自分の予想と違う作品の「裏切り」はビッグアイディアそのもの。

有名な監督や評判の良い監督の「考え方」を学ぶのもビッグアイディアにつながるよね。学びが多いからさ、私は映画を見ることをお勧めするよ。


過去の優れた広告をチェックする

実はこれが一番手っ取り早くビッグアイディアを得るための方法なんだよね。

見たら分かるけど、過去に出た定評のある広告を読むとビッグアイディアがあふれかえっている。

だって何人もの才能のある人達が集まってひとつの広告を作る訳じゃない?たった1ページの広告でもものすごい時間とお金がかかっているよ。

じゃあ、どうやって過去の優れた広告をチェックするか?具体的な方法なんだけど、私は県立図書館みたいな大きな図書館でチェックしたり大型書店で見る事が多いかな。

でも、それだと新鮮なネタが減ってくるから、オススメなのは古本屋に行って100円とか50円で売られている雑誌を大量に買ってくることだよ。

コツとして男性誌、女性誌、趣味の雑誌・・・などいろいろなジャンルをランダムに混ぜるのが良いね。

特に広告の多い雑誌やよく売れている雑誌を買うと優れた広告が多いので参考になる。

その際は普段、自分の興味のないジャンルの雑誌は意識して多めに買うといいよ。


パクるのではなく切り口を参考にしよう

これまで説明した方法で広告や、記事のキャッチコピーやタイトルなどに触れるとあらためて、参考になると感じるはずだね。

特に雑誌のコピーライティングは売り上げにダイレクトに影響するので、複数のコピーライターやチームで作成されるらしい。だから非常に吟味された良いものが多いのも納得だね。

そういった意味ではビッグアイディアの感覚に早く慣れるのは先程紹介した雑誌が1番だと思うよ。

ネット広告も参考になるんだけど、流行がビビッドに反映されるので意外に似たり寄ったりなものが多いのと、結局はさ、昔の広告の焼き直しが多いから私はあまり参考にはしていないよ。

ここまで書くと私はそういう捉え方も間違いではないと思ってるんだ。

ビッグアイディア=キャッチコピー

なの?と迷う人もいるかもね。厳密に言えば違うんだけど、私はシンプルにそういう捉え方も間違いではないと思ってるよ。

だから、あなたが普段の仕事の中で例えば、チラシを作る時や、noteの記事のタイトル、販促物を作る時、ハガキを出す時、DMを出す時などはあなたのビッグアイディアを試すチャンスだよね?

なぜかと言うとビッグアイディアはお客様や読み手、受け取り手の事ことを理解することが一番大切だからさ。

良い意味でお客様や読み手の期待や想像を上回ればそれは、ビッグアイディア成功!なのかもしれないね。

あなたもきっと、予想外の答えや予想外の事があったら興味を持ったりなど感情を動かされるよね?

それがまさにビッグアイディアなんだ。


1つ覚えていて欲しいんだけど、ビッグアイディアはあまり難しく頭でっかちで考えない方がいい。むしろ遊び心が大切。そして必ず誰にでもできることなんだ。

プロのコピーライターと比べればあなたが作ったものは大したものでは無いと感じるかもしれないけど、そもそも較べるものではない。

あなたの伝えたい人にさえ伝わればそれはビッグアイディアなんだから。それはあなたの勝ちだよ。

で、最後にコツをひとつだけ。


色々なビッグアイディアに触れるとついついパクリたくなるんだよね。でもそれも間違いではない。けっして。

広告なんて何度も焼き直ししてリバイバルしているんだからさ。

でもパクるべきは表現方法ではなく「切り口」なんだよね。何でそんな切り口になったんだろう?と考えそれをパクる。

そうすれば自然と丸パクリじゃなくなるから。

ビッグアイディアは生成のテンプレートが無いから難しく感じるけど、クリエイターとしてではなくお客様、読み手の立場や視点を忘れなきゃ必ず出てくる。

ぜひ、トライしてみて!

まとめ

今回、普段はあまり考える事がないビッグアイディアについて考えてみたよ。

ビッグアイディアを採り上げたのには訳があるんだ。

クライアント様と話をしていると「ビッグアイディアはまがい物」と誤解されている人が多いんだよね意外に。

何でも生真面目に伝えれば伝わるという甘い世界ではないから、ビッグアイディアは必要なんだ。

お客様だって良い意味で期待を裏切られたい願望があるからさ、共同正犯じゃないけど一緒にビッグアイディアで楽しむくらいが丁度良いかも。

ビッグアイディアをの要素を入れる事であなたの商品サービスの売上が変わるから面白いよね。

最後まで読んでくれてありがとう。また明日♪




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